梅の木が空を飛ぶ。一夜のうちに京から太宰府まで。
菅原道真を慕って空を翔けた伝承“飛梅の”の話だ。平安鎌倉期の絵巻、信貴山縁起、吉備大臣入唐絵詞そして天神縁起には、物や人間が大空を飛ぶ話が、よく出てくる。
今日は太宰府天満宮で、千年前に空を翔けてきたという御神木の巨木を見上げている。
昔の人は如何に夢のある話と一緒に、木を育てたことか。
某会研修で桑原会長率いる7名が、天満宮と隣の国立博物館見学に来た。昨年10月オープン新博物館は、日本の文化形成をアジア史的観点から捉える、九州の地ならではのコンセプト。
折から中国韓国と日本の関係が取り沙汰されている。アジア諸国との千年に及ぶ交流の歴史から、現在の関係を考えてみようと、さすが元社会科教師の会長提案で、はるばる九州に来た。 この巨大博物館に入ると、誰でも歴史が分かった気になりニワカ歴史学者になる。その位ゆき届いた展示と大勢の案内係の懇切丁寧な説明。なんてったって国立だ。人件費運営費がタップリあるのだろう。
さて中洲で夕食会。石山健チャンの乾杯発声の途端に昼研修した歴史がスーットぬけた。
はじめから頭に入っていなかったのかも知れない。
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