2月22日
ぎょうざとカフェ
わおん
上田市常田

上田市常田1―3―32 TEL0268-26-2708 

営業時間 /11・30〜15・00 17・00〜22・00 無休

 
 ぎょうざが『主役』のお店、わおん。店名は音楽の「和音」から。すべて手作りのぎょうざのあんと皮とラー油が、よいハーモニーをかもしています。
 開店は昨年の夏。店主の尾崎和昭さんは、「なぜぎょうざ屋かというと、ラーメン屋さんだとぎょうざはラーメンの友だち的な立場。『主役』になるぎょうざが欲しかったので、自分で作ることにしました。店は小さいし、通りがけに寄る場所ではないので、わざわざ来てもらえる店作り味作りにしたいと。ですから、遠方から来ていただいたときなどは、とくにうれしいです」。
 わおんのぎょうざは、あんがたくさん入って大きめ。肉ぎょうざでも野菜ぎょうざでもなく、肉と野菜の調和のとれた味。うまみの決め手は、ある野菜だそうです(「それは秘密」)。ニンニクは、隠し味程度で臭いません。昼間食べても気にならないのが、うれしい。また皮がおいしく、「主食として、おつまみとして、おやつとして」小さな子どもからお年寄りにまで好まれている理由がよくわかります。
 メニューは、焼きぎょうざ(1皿6個)・スープぎょうざ各350円、カレーぎょうざ丼680円、ぎょうざの皮ピザ300円。ランチ(11・30〜14・30)は580円〜です。
 またカフェメニューは、奥さんの恵子さんが家庭で作っていたデザート類。抹茶クリームあんみつ480円が人気です。
 なお、焼きぎょうざ、カレーぎょうざ丼はお持ち帰りも。希望の時間を電話で予約すると、その時間に焼きあげてもらえます。「4〜12、13名様のミニパーティーも承っております」(2000円〜・要予約)。
 
2月15日
インド&パキスタン料理
MAHARAJA マハラジャ
上田市上田原
上田市上田原1075-1 TEL0268-21-2166 

営業時間/11・30〜14・30、17・30〜21・30 (木)定休

 
 何にしようか迷ってしまいますが、マハラジャ初心者ならひと通り味わえるタンドーリミックスセット1500円(タンドーリチキン、シークカバブ、カリー、サラダ、ナン、ライス、デザート、チャイかコーヒー)、お昼ならスペシャルランチ1200円がお勧め。
 炭火の竈(かま)タンドーリで焼くチキンは複雑な味わいで、香ばしくジューシー。ナンは焼き立て、ライスは輝くような黄金色のサフランライスで、どちらもカリーによく合います。
 ランチバイキング800円は、日替わりの3種類のカリーにライス、ナン、スープ、サラダが食べ放題。(月)(火)(水)のディナーバイキング980円はタンドーリチキンとシークカバブがつきます。おいしくてつい取り過ぎてしまわないように(バイキングに臨む者として、食べ残しはマナー違反)。
 日本で言うカレーは料理名ですが、本来は「スパイス」という意味。彼の地では数千年前から食べられている、先人の英知が込められた健康によい料理。多様なスパイス使いで、食べるほどに食欲が増し、体が活性化してきます。
 食後のチャイ(インドの定番、スパイス入りのミルクティー)は、本場にならってぜひ砂糖を入れて。味がドンピシャとはまります。このチャイのおかげもあるのか、体がいつまでも温かく、食後感はさわやか。
 記者はお腹一杯食べましたが胃にもたれることもなく、「明日も食べたい」と思いました。
 カリーは「甘くして」「激辛」など、調節できます。冷え性や風邪気味の人、辛いものが好きな人、スパイスに興味がある人、おいしいものが好きな人、ぜひどうぞ。
 
2月8日
trattoria
イル ボスキーノ
上田市上野
上田市上野1308―2 TEL0268-25-7839 

営業時間/11・30〜15・00、17・00〜22・00 (木)定休

 
 昨年11月に移転オープンしたイル ボスキーノ。オーナーシェフの小林博文さんはお店の設計からかかわり、調度品や照明などはインターネットで自分で探し出してオーダー(こだわったのは女性用トイレの洗面台、かわいい!)。すみずみまで、小林さん夫妻の思いがこめられたお店です。
 料理は以前と同じ、大皿盛りの取り分けスタイルが人気。サラダとピザ、パスタ類をいくつか取って、みんなでわいわいいただきましょう。
 お勧めは、いろいろな野菜が入った気まぐれサラダ(1〜2人前のS850円、2〜4人前のL1300円)に、自家製ピザ生地の生ハムとシーザーサラダのピザ1600円。パスタはアンチョビ、ケーパー、オリーブ入りのピリッと辛いトマトソースのプッタネスカ(S120g850円、L250g1400円)。自家製の生パスタを使う、ラザニア1300円も不動の人気です。たっぷりのソースは、ついてくるパンで残さずどうぞ。
「営業時間中には作れないから、夜中にこっそり作る」ドルチェ350円は、いつも「焼いたものとプルプル系の3種類」を用意。取材時はイチゴショート(チョコアイス付き)とティラミス、パンナコッタ(各バニラアイス付き)でした。飲み物とセットなら550円。
 パーティもできます。4人以上で、2500円か3000円のコースがありますが、ケーキがつく3000円コースがお勧め。早めの予約を。
 トイレには、新しいお店ではぜひ作ろうと思ったという、赤ちゃんのおむつ替えシートを設置。8卓あるテーブルのうち2卓は仕切りがあるので、小さい子ども連れでも「気持ちが楽」です。
 
2月1日
天然温泉100% 
びんぐし湯さん館
坂城町網掛
坂城町大字網掛2002―4 TEL0268-81-7000 

営業時間/10・00〜21・00 第2・4(水)定休

入場料/大人500円・小学生300円(20・00以降は大人300円・小学生200円) 
 坂城町のびんぐしの里公園山頂に、昨年4月オープンした「びんぐし湯さん館」。お肌がツルツルになり体のしんから温まる単純硫黄温泉100%の泉質と、眺望のよさが評判の公共日帰り温泉施設です。
 ほのかに硫黄の香りただよう湯気の向こうに千曲川や坂城の町並みを望むことができる露天風呂は、「まさに絶景」の人気スポット。2ヵ月ごとに男湯と女湯の入れ替えがあり、趣が変わるのも魅力のひとつでしょう。
 季節に合わせてバラの花や菖蒲、ユズなどが浮かぶイベント風呂コーナーには、飲泉許可を得た蛇口が設けられました。糖尿病や便秘などに効能ありと、ペットボトル持参で飲泉を持ち帰る人も多いそうです。
 歩行浴や水中エアロビクスなどの用途に合わせて床が上下に動く運動浴室は、運動不足解消のためのリフレッシュゾーン。だれでも水着と水泳帽を着用すれば、予約なしでも利用できます。
 同温泉は豊富な湯量のため循環はしていません。かけ流しの廃湯はふもとのびんぐしの里公園から通じる道路の除雪にも利用しており、「道路も駐車場も除雪は万全。安心してご来館ください」と宮崎喜美夫支配人。
 食堂を兼ねた大広間ではボリュームたっぷりのネギトロ丼(600円)や、うどんにつけたねずみ大根のしぼり汁の辛味がジワ〜ッと口に広がる「おしぼりうどん」(500円)が好評。また売店では地元ならではの「ねずみおやき」(2個入り200円)や、同町にかかわりの深い漫画家・矢口高雄さんの各種キャラクターグッズも販売しています。
 
 
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