11月29日

とんかつとさかな料理
磯勝(いそかつ)

■坂城町坂城

▼坂城町坂城6445 TEL0268-82-0268 

営業時間 /11・30〜14・00 17・00〜22・00(21・00オーダーストップ) (水)定休
 



「ハハー!ここか! !とんかつとさかな料理の磯勝は」。――オーナー佐藤嘉志雄さんが考えたという、“一目りょう然”の看板が迎えてくれる磯勝。オープンは今年の4月。息子さんの将志さん(店長)がとんかつを、ホテルで和食を20年修業した板前さんがさかな料理をと、ふたりが腕をふるっています。
 とんかつの肉は国産の豚肉、揚げ油は健康にこだわり植物油。新鮮なパン粉の衣が肉の旨みを包み込み、「ジューシーであっさりした」カツに仕上げています。ヒレカツ(小)定食1000円、一番人気のカツ盛り合わせ定食(一口カツ、エビ・ホタテ・イワシフライ)と、女性に人気の特大海老フライ定食がそれぞれ1500円。ランチは770円〜です。
 取材日に出会ったお客様(60代夫妻)に味を聞くと、「鉄の展示館に来た際に寄りましたが、お味噌汁をひと口飲んで、“あ、違う、ひと手間かけてある”と感じました。やはり、ほかの料理もおいしかった」とのことでした。
 季節はいよいよ忘・新年会シーズン。磯勝には1階のカウンター・イス席のほかに小部屋、座敷、中広間、大広間があり、宴会は4〜40名様まで「お料理・ご予算に応じ、いか様にも」調整してもらえます(3000円〜・要予約)。
 宴会料理は「量がたっぷりでおいしい」と評判。魚は築地直送。女性グループには、料理に“女性向き”の配慮が。なお、毎月曜は飲み放題の飲んべえコースも。3000円(8名様以上・120分)で、先付、小鉢、カツ盛り合わせ、寄せ鍋、ご飯、漬物、味噌汁と、超お得なサービスです。

 
11月22日

居酒屋 一心

■上田市本町

▼上田市中央2-15-19(才川ビル1階) TEL0268-25-7881 

営業時間/16・00〜23・00 (日)定休
 

 このご時世、忘新年会は「料理がおいしくてボリュームもあって、でも会費は抑えなくちゃ」と頭が痛い幹事さん、だんぜん一心がお勧めです。
 店主の佐藤一磨さん自ら設計した店内は、座敷(30名収容)と掘りごたつ式のテーブル席(4人×6卓)がメイン。テーブルをつなげたり戸を外すと、60名まで自在に対応できます。
 もともとは食肉販売業が専門(但馬軒分店)なので、肉の吟味はもちろん、魚も野菜も毎朝よいものを仕入れています。
 宴会は予算に応じていかようにも。「会費これしかないんだけど」や、どれだけ飲みたいか何が食べたいかなど、ぜひ相談しましょう。きっとよい方法を考えてくれるはず。前日までの予約が基本ですが、少人数なら「今から行くけど」もOK、休日の予約も受けています。
 2500円コースならすき焼(野菜、うどん付)、刺身、串物、口取り2品に「私の気持ちだから」とフルーツをサービス。
 肉の消化を助けるパイナップルなどを出していて、こちらも食べごろを見極める目は確か。記者は出されたフルーツの多さにビックリしたものの、「1〜2切れでも」と勧められて食べたら、おいしくてつい完食。
「みなさん、食べ出すと食べちゃうみたいです」。
 気軽にふらりと立ち寄っても楽しめます。一品料理もそろっていますし、人気の牛しゃぶしゃぶセット1800円(牛ロース1200円、野菜・豆腐400円、うどん200円、たれ100円)や、お得なバーベキュー焼肉セット(1480円分が)1000円は、できれば3人以上で頼んだ方が「(ちょっと多くしたりなど)サービスしやすいしね(笑)」。

 
11月15日

エル・シー・ドッグカフェ
L.C. Dog Cafe'

■上田市愛宕町

▼上田市中央6-11-19 TEL0268-23-3215 

営業時間/10・00〜20・00 (火)定休
 

  エル・シー・ドッグカフェは、犬が大好きな小林真奈美さんと、パンが大好きな和氣(わけ)浩美さんの姉妹が始めたお店。犬連れで出かけても「お茶や食事のとき、犬はいつも車でお留守番。だからいっしょに楽しめるお店があったらいいなと」と小林さん。
「犬といっしょじゃないと入れないの?」と聞く人もいるそうですが、普通のカフェと同じ、「ワンちゃんいらっしゃらない方もどうぞ」。テラス席を設けたり、外壁の色や内装、調度にも雰囲気があって、ゆっくり過ごしたくなります。
 ドリンクは400円〜、食事はオムライスやポークカレー(各950円)、2種類から選べる本日のランチ1000円(いずれもサラダ、デザート、コーヒーか紅茶付き)など。
 和氣さんが毎日作る焼立てパンは100円〜。生地に野菜やハーブを練り込んだ味わえる食事パンが多く、サンドイッチ600円や野菜のスープがついたパンのセット700円は、ちょっとお腹がすいたときに気がきいています。
 今月からメニューが増え、アレンジコーヒーや中国茶が登場、夕食になるような食事メニューも増えました。
 パーティや食事会は2500円〜(ランチの場合は1500円〜)、30名ぐらいまで。こちらが気に入って結婚式を挙げたカップルもいるそう。
 ドッグメニューは素材を選んできちんと手作り。ささみとキャベツの水煮S100円、おからバーグ小100円などヘルシーなもので、「赤ちゃんの離乳食を作っているような感じです」。
 犬を通して会話が広がるのがドッグカフェのいいところ。お互いマナーを守れば、楽しく気持ちよく過ごせます。

 
11月8日

中国料理 大 上 海 

■千曲市磯部

▼千曲市磯部944-2 TEL026(275)1027

営業時間/11・30〜14・30 17・30〜21・30 (月)定休
 


「本格的な中国料理を召しあがっていただきたい」と、オープンして7年目の大上海(だいしゃんはい)。店主の小林明広さんは、この道20余年の料理人です。
 赤と黒を基調にした店内は、気軽に“中華”を楽しめる雰囲気。数あるメニューの価格も特別ではなく、客層は子どもからお年寄りまで。「上田からもよく来ていただいています」。
 一番のお勧めは、冬場限定の特製上海ヌードル1000円。エビ、カニ肉、干し貝柱、白身魚、野菜入りのあっさり塩味スープ麺です。スープに貝柱の旨みがしみ出ていて、「あっさりしているがコクがある」を地でいく味。光麺(しょうゆラーメン)は700円です。
 飲茶・点心のなかで人気の一品は、手作りの香港式シューマイ600円。せいろに4個並んでアツアツが出てきます。中身はエビと豚肉で、プリプリの食感。シューマイのイメージが変わる人がいるかもしれません。
 ジューという音と香りが食欲をそそるおこげは、五目あんかけ1800円、フカヒレ入りあんかけ海鮮おこげ3000円(双方2人分くらい)。中国野菜のオイスターソース炒めなど、一品料理は500円〜です。
 なお、700円ランチは3種類。やわらか杏仁豆腐300円は「大上海オリジナル」です。
 毎週火曜日は、「春巻サービスデー」。具がたっぷり詰まった太めの春巻が、1本無料でついてきます。また、年に2〜3回開かれる「上海フェア」期間中は、大根もちや小篭包などがメニューに加わります。忘年会(コース料理4名様〜・3000円〜)の予約もどうぞ。

 
11月1日

ナバホチュロの店
ディベ

■上田市常田

▼上田市常田2-19-12萬ビル1階 TEL0268-27-2941 

営業時間/10・00〜17・00 
(水)定休(フェアなどに参加する場合は臨時休業します)

 店内でまず目に入るのは、自然のままの色合いの毛糸、そして幾何学模様が美しいラグ、織り機、「女性を守る」とされるトルコ石を使ったインディアンジュエリーなど。
 ディベはアメリカ先住民ナバホ族が飼っている羊ナバホチュロの毛や毛糸(全国でもここでしか手に入りません)、その毛で織る、彼らの宇宙観を表すという「ナバホ織」のラグなどを扱うお店。ディベとはナバホ語で羊のこと。
 オーナーの荻久保みち子さんは「自分で紡いでセーターを作る人を増やしたいんです」。毛糸は「ちょっと高いの、100g5000円〜。だから『自分で作って』と」。
 現地からは刈ったままの状態で届きます(広げると羊の姿がよくわかる)。ゴミなどを取り除き、何回か洗ってよく乾かします。ドラム状のブラシのような機械で毛をすいて、空気を含ませ方向をそろえます。これを紡いで、ようやく毛糸の完成。
 大変な手間ですが、よく考えれば贅沢な楽しみ。間違いなく世界でたった1着の、この上なく美しいセーターが出来上がるはず。この毛糸で編むと着込むほどに表情が出て、10年ぐらいならまったくヘタらず着られます。編まずにマフラーなどを織ることもできます。
 お店では荻久保さんが何か仕事をしていることが多く、その手先を見ているのも飽きません。また自分でやってみたいという人には、体験教室を開いています。ナバホの堅型織り機を使った織物教室や、2名以上ならワークショップも開設。そのほか「自分の毛糸の編みかけでも、必ず仕上げさせてくれる」編み物教室も好評です。

 
 
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