やわらかな春を迎える女神湖畔のコロシアム・イン・蓼科はこの4月、リニューアルオープン。ロビーはゆったりとした雰囲気に、レストラン「パノラマ」はより落ち着ける印象になりました。
　リニューアルオープン記念としてお得なプランあり。6月30日（水）までの「リゾートプラン」は1泊2食（夕食は「蓼科満載シェフ特選スペシャルディナー」、朝は「地元野菜と焼きたてパンのご朝食」）で、広めのスーペリアツインが1名1万5120円（休前日は1万8690円）。
「ディナー」は、前菜は立科産紅マスのマリネなど8品から、メインは蓼科牛のステーキ信州味噌ソースなど4品から希望の1品を選べます。
　7月16日（金）までの「レディースプラン」は、夕食時デザート2品、貸切風呂無料などの特典つき。スーペリアツインを2〜3名で利用すれば平日1名1万6170円となります（いずれも5月1日（土）〜4日（休）は除外）。
「ディナー」のみでも楽しめます（7350円）。ランチならお勧めは前菜、季節のスープ、帆立貝と手長海老のポアレフレッシュトマトソース、牛ロースのステーキ信州味噌ソース、季節のデザート盛り合わせなどで3675円のコース（いずれもサービス料別）。
　アラカルトも充実しているので、好みの料理がいただけます。あらかじめ予約をしてからどうぞ。席予約だけでもOKです。
　今後はウエディングにいっそう力を入れる予定。1日1組限定で、カップルの希望に添った結婚式、披露宴にしたいと張り切っています。

　店先に並んだカラフルな季節の花に誘われてなかに入ると、2階まで吹き抜けの店内いっぱいに花の香りが広がるフローリスト花工房。
「花を含めた楽しい生活空間を提案しています」と社長の吉田正昭さん。スタッフ全員の“自分ならこんな店にしたい”という、こだわりいっぱいのディスプレイは、眺めているだけでも楽しい気分になります。手提げ型のつるカゴやカントリー調の家具をはじめ、店内のものは相談次第で購入できるそう。
　切り花はバラが3〜4割。1本150円と手ごろな価格から700円くらいまで約20種類、取材時は青味がかった白や紫など珍しい色もありました。互いを引き立てあうよう、全体的にやさしい色合いの花をそろえています。
　吉田さんは県内フラワー装飾コンテストブーケの部で1位になった実績もあり、昨年もスタッフとともに上位入賞。アレンジは“ヨーロピアンスタイル”（ぎゅっとつまった感じの仕上がり）が得意だそう。「私たちが毎日たくさんつくる花束も、もらう人には特別なひとつ。幸せな気持ちも提供できるよう心がけています」。
　ブライダル関係にはとくに力を入れていて、ブーケはもちろん会場全体のコーディネートも手がけます。担当の木藤力夫さんは「式場の雰囲気には花が重要。とことん相談に乗ります。ときには、お客さん以上にこだわることも（笑）」。
　2階ではアレンジのポイントなどを楽しく学べる教室「ミル・フルール」を開講しています。
　またこの3月には、市内中央西の国道18号線沿いにフローリスト花工房WESTがオープンしました。

　ピース　ヘアファクトリーのピースは、ピースサインのピース。「元気・アットホーム・入りやすいをテーマに、ジャージで来ていただいてもいいような、くつろげるスペースでありたいと思います」と、オーナーの竹野井豊さん。
　お店に入ると、目に飛び込んでくるのは鮮やかな「大好きな色」オレンジ。イスやブラインドなどに効果的に配置され、こちらまで元気になれそう。生花や鉢が多いのもいい雰囲気です。
　カットはシャンプー・スタイリング込みで3200円。パーマはシャンプー・カット・「髪が傷んでいる人が多いので、パーマの前後に『栄養』を入れる」メンテナンス込みで8000円。カラーもメンテナンス込みで5300円。
　シャンプーは、座ったまま頭だけ後ろに預けて洗ってもらうタイプのイスなので、首や腰に負担がかからずラク。年配の人や妊婦さんにはことに好評です。
　照れくさいのと面倒くさいのとで、「お任せします」と言ってしまう人、多いと思います。でもその言葉のウラには、“新しい私”を作ってくれるかも、という期待も半分…。
　竹野井さんは「お任せします」と言われると「けっこう変えちゃうんです（笑）。『もっとこんなスタイルも似合いますよ』と提案したいから。さらに自分で簡単にできるアレンジもアドバイスするので、ふた通りの雰囲気が楽しめますよ」。
　竹野井さんにも小さい子どもがいるので、「チビちゃん連れもOK。スタッフみな子ども好きですし、子どもを抱いたままのお母さんのカットもやりますよ」。園児カットは1500円です。

　メインは魚料理と手打ちそば、「おいしいものを食べてほしいんです」とあおきの店主青木繁雄さん。料理は「市場に行ったときの様子で」組み立て、地方の特産品は直送、米やシャーベットにする果物は自宅でとれたものを使っています。
　一番人気のあじの干物定食850円は、以前静岡を旅行したときに食べた干物が「うまかったので、自分の店で使いたい」と頼み込み、清水市から直送。かれいの姿煮定食950円もほっとできる味でよく出ます。日替わりランチ680円は取材日は揚げ出し豆腐と豚のしゃぶしゃぶサラダでした。お勧めのランチコースは海鮮カルパッチョサラダ・お造り・焼きカレー・おまかせ一品（記者が食べたときは銀むつのかまの照り焼き！）・そば・デザートかコーヒーで1600円。
　季節を感じさせる工夫があり和洋取り合わせのバランスもよく、少しずつ何種類も食べたい女性にはうってつけ。手打ちそばは細めでコシがあり、一品として楽しめます。
　その日のお勧めはホワイトボードに。この日はおこぜ唐揚げやほたるいか、たまり漬なども。
　レディースコース（8品）2700円やおまかせコース（7品）3000円は、2名以上ならいつでも注文できます。
　宴会は2〜20名、会席コース3000円〜、盛り込みコース2500円〜、早めの予約が賢明。テーブル6卓のうちイス席4卓ですが、全面をお座敷にすることも可能で、その際は30名まで収容可。
　お茶の心得がある青木さん、店名の「懐食」は、「懐石を意識し、気どらずお酒とともに楽しんで」と、“快”食でもあります。