6月26日

料亭 緒環(おだまき) 

■丸子町長瀬

▼丸子町長瀬2878-1 TEL0268-36-4646 

営業時間/11・00〜14・00、17・00〜22・00 第1・3・5(水)定休
 

 木々におおわれた緒環の玄関は清々しく整えられ、必ず打ち水をしてお客様を迎えます。お祝や法事、接待から、女性同士気軽な「おいしいもの食べたいね」まで対応できるお店です。
 趣のある造りで、お座敷は2名から80名まで。小さな子ども連れなら「空いている限りお座敷に」と、料理長の荻原裕さん。席予約も受けています(席料などはかかりません)。
 ランチは日替わり(海鮮ちらし丼や、料理数品から選ぶお好み二品定食など、各1000円)のほか、いくら丼定食1030円や鉄火丼定食930円が人気。なかでもお昼だけのミニ会席膳、松華堂弁当2080円はかなりお勧め。弁当箱に焼き物、煮付料理、当日入荷のお刺身、てんぷらにご飯など。別にサラダと、熱あつのみそ汁と茶碗蒸し、ソフトドリンク付き。
 料理はそのときどきでかわりますが、取材日はシーザーサラダと煮付は中華風の豚の角煮。ボリュームをもたせつつ目先をかえ、食欲を刺激する工夫がされています。
 会席料理は花3000円〜で、デザートまで含めて8〜9品。雪5000円までだったら予約なしでも楽しめます。お膳では、銀むつの幽庵焼を中心とした焼魚膳1370円から各種。
 もちろん寿司、うなぎも得意。こちらのしょうゆは自家製、おだやかながらキリッとした味わいで、刺身や寿司なら魚の風味を引き出し、料理に使えばすっきりと上品な仕上がりになります。
 ホタルの名所「狐塚」まで歩いて1〜2分。今夜あたりぜひどうぞ。
※寿司、弁当類は宅配可。注文は前日まで、宅配時間は11・00〜17・00。

 
6月19日

美容室
Se-La +セーラプリュス

■上田市天神

▼上田市天神1-4-4ハーミットビレッジビル1階 TEL0268-28-6026 

営業時間/10・00〜19・00 (月)と第1・3(火)定休
 

 Se―La+(セーラ ・プリュス)の+(プリュス)は、「プラス思考、いつも前向きで、のプラス」と、縦横の座標軸、かわいらしさや美しさの「基準を持ちましょう」の意味があるといいます。
 たとえば「ショートにして」と言われたら、「外見(輪郭やプロポーションなど)、内面が表れる“言葉の表情”、そして職業や社会的な立場などの“環境”の3点を考えて自然と交わるところ、イコールその方に似合うスタイルが見つかります。
 スタッフにも『外見からの判断だけじゃなく、内側のストーリーを学んでいかないと』と話しています」と、代表の川島伊佐雄さん。
 施術内容を書き込むカルテは、技術的なことよりその人の趣向や志向にスペースをさき、コミュニケーションをとることを大切にしています。
 親しくなるほどに「私のことをわかってくれる」安心感が大きくなります。高い技術はもちろん、「五感と想像力を駆使してベストパートナーになる」ことを信条としています。「パーソナルチェア」(ひとつの椅子にスタイリングが完成するまでずっと座ったまま)で、首を後ろに傾けるリアシャンプーは、首や腰に負担がかからずとてもラク。
 荷物は鏡の下のスペースに置くので、空いた時間に自分の本を読んだり手帳の整理なんてことも。プライベート感覚で、ゆったりとリラックスした時間がもてます。
 カット5000円、パーマ(カット込み)1万円など。予約優先制、営業時間いっぱい受け付けています。読者プレゼントは「美容師20年やっていて、髪質改善にすばらしい効果が実感できたトリートメントを」。

 
6月12日

キネマギャラリー
幻灯舎・喫茶ミント

■上田市松尾町

▼上田市中央1-3-1 TEL0268-21-7280 

営業時間 /10・30〜19・30 (火)定休
 

 上田ロケ作品の映像やポスター、台本、写真などを展示している、キネマギャラリー幻灯舎。上田フィルムコミッションのクラブハウス的な場所で、エキストラ受付なども行っています。「映画について語り合う人や、旅行や街歩きの途中の人、いろんな人が集まる、街の『交差点』にしたい」と館長の増田芳希さん。
 こちらをよりくつろいだ雰囲気にしているのが、併設の喫茶ミントです。切り盛りする妻の篤子さんは、市内福田のレストラン、ミントクラブハウスのオーナーシェフを兼務。姉妹店であるこちらでは、気軽でリーズナブルながらソースにも手間をかけた味が楽しめます。
 日替わり膳580円は14時までのランチ。ご飯と汁物に5〜6品ほどのおかずがつく和風の日と、パスタと手作りパンに数種のアンティパストなどの洋風の日があります。いろんな味が楽しめるよう、少量ずつを品数豊富にと工夫し、「上田の味を食べてほしくて、なるべく旬の地元野菜を使っています」。シンプルな料理も、素材の味を引き立てるプロの味付けです。
 自家製パンは160円〜、テイクアウトもOK。とくに人気なのは、豊かな風味の天然酵母パン。具だくさんのサンドイッチ250円とも相性抜群です。
 スイーツ類も手作り。ケーキセット640円ほか、キャラメルソースをあわせたクリームあんみつ530円など、“ミント風”のセンスが光ります。コーヒー370円〜ほかドリンク類も豊富。お煎茶はポットで370円、紅茶も近ごろはカップ370円〜よりポット530円〜が人気とか。のんびり過ごす人が多いそうです。
 会合やパーティーは、人数やメンバーに応じてオードブルからコースまで対応しています。

 
6月5日

生粉打ち蕎麦
そばの花

■真田町傍陽

▼真田町傍陽410-14 TEL0268-75-3326 

営業時間/11・00〜15・00 それ以外の時間と(火)は予約のみ (水)定休
 

 建物を斜めに切り取ったような大きな窓から、庭とすぐ近くの山が見えます。そばの花は、この景色もよく通る風もおもてなし。お店の手前部分はむくのカラマツ材を多用した明るい造りで、奥は落ち着いた和室になっています。
 そばが好きで各地を食べ歩き、そば打ちも習った小堀博司さんが定年後に「自分のそばを作りたい」と始めたお店。県内産の石臼挽きのそば粉を使った、喉越しのいい細めで端整な十割そば。もりそば800円はメニューにある通り「ちょっと急いで」食べましょう。追加は400円。
 揚げそばあんかけ1200円は、最初は熱あつでパリパリ、やがてしっとりと歯ざわりの変化が楽しめ、野菜もたっぷり食べられます。中華料理のものとは少し違って、穏やかな和風の旨味に裏打ちされた、さっぱりとしたおいしさ。
 2〜3人で行って、これをひとつ頼んで取り分けていただき、その後でもりそばをそれぞれに、というのもいいでしょう。そばのまったく違うおいしさが感じられます。
 てんぷら400円は山菜や地の野菜数種類を揚げたもの。風味が軽いのに、ふわりと甘く味わいが濃い様な気がして聞くと、昔ながらの搾り方をした油で揚げているとのことでした。
 できるだけ安全・安心して食べられる、おいしいものを出したいと「できる範囲で最良の方法」を選んでいます。
 調味料なども、多少値がはってもよい原料できちんと作ったものを使っていて、「見えないところにお金をかけちゃって(笑)」と妻の和子さん。
 締めくくりはぜひそばようかん150円をどうぞ。

 
 
 
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