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7月31日 |
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▼上田市神畑743-8 TEL0268-25-5777 |
営業時間/11・00〜14・30、17・00〜22・30 無休 |
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家族や友人との気軽な食事に、お祝や法事など改まった席に――それならたぬき亭、と足が向くのは、店長の高橋信彦さんの「開店以来18年、ずっと安くて旨くて、居心地のいい店づくりをしています」という言葉で納得できます。
昨年7月にリニューアルし、掘りごたつ式のテーブルや少人数向けの小部屋や座敷など、いっそうくつろげる店内となりました。カウンターからは何人もの板前さんが、ねじり鉢巻でキビキビ働く様子も見えます。
産地から直送される魚介を使った刺身や寿司、ボリューム満点の丼もの、揚げたての天ぷらに大きなエビフライと、おなじみの料理が特別な“ごちそう”になるのは、一つひとつ手をかけて作っているから。食べ終えたときの「ごちそうさま、おいしかった〜」が、また来ようという気持ちになります。
ランチでは、(月)〜(金)の曜日替わりのランチ714円〜も好評ですが、やはり人気なのはちょっとぜいたくなメニュー。ちらし膳924円からたぬき膳2100円など5種類のお膳のなかでも、とくによく出るのはいろどり膳1449円。
握り寿司に天ぷら、だしをたっぷり含んだなめらかな茶碗蒸し、うどんにサラダ、デザートもついています。
ランチは14・30までなので、食後ゆっくり過ごせるのもうれしいところ。
夜はお好みの一品をお酒とともに。ホワイトボードに記される季節の料理には、自信を持ってこれを勧める板前さんの名前も添えられています。8月初旬には、早くもピカピカの新サンマのお刺身が登場する予定です。
※宴会は60名ぐらいまで、3150円〜、要予約。
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7月24日 |
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▼上田市中央3-10-1 TEL0268-22-0960 |
営業時間 /12・00〜13・30、17・00〜20・00 (日)と(祝)の夜定休 |
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一貫茶屋がそば処として、お昼の営業を始めて一年がたちました。細めのそばで、沸騰したお湯に放して「ぐらっとわいたら、ひと呼吸おいて」さっと引き上げ、冷水で締めます。
カウンターに座るとなかの様子がよく見え、馬場和幸さんがそばに対して真摯に向き合い、ていねいな仕事をしていることがわかります。
せいろそば650円は2段のせいろ入り。大盛りは200円増しで、せいろが3段になります。
かき揚げせいろ900円のかき揚げは、妻の清子さんが担当。玉ネギに桜エビ、春菊、そしてこちらならではのジャガイモ入り。ジャガイモが入ることでボリュームが出てサクッとした歯ざわりに仕上がります。
ぶっかけおろし800円は夏場ことに女性に人気。冷たいそばに大根おろし、ミョウガ、カイワレ、ノリ、揚げ玉をあしらい、つゆを回しかけてさっぱりといただきます。
揚げ玉といっても桜エビ入りなので、香ばしさも旨みも段違い。ぶっかけ納豆そば850円も飽きない味わいです。そばちょこがつくので、最後にそば湯も楽しめます。
「そばは心を映す鏡のようなものです。正直な料理を心がけ、『一番いいものを出す努力』をしています」。
茶屋膳1500円はせいろ2段かかけそばに、そば米雑炊、かき揚げ、小鉢付き。そば会席3000円は予約が必要です。
夜は一品料理にお酒も。手ごろな晩酌セット(地酒1合2本かビール大ビン1本と小鉢3品)1000円で始めて、そばでさっとしめくくり。
宴会は2500円〜、25名ぐらいまで、2日前までに要予約。 |
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7月17日 |
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▼千曲市上山田温泉3-6-11 TEL026(261)5606 |
営業時間 /9・00〜19・00(売り切れ次第閉店) (火)定休 |
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大手製パンメーカーに勤務していた平澤正博さんが、この地と温泉が気に入ってIターン。知識と経験をいかして素材を吟味し「ここならではのパン」を作っているラ・パン・エレガント。
毎日作るパンは約70種類。人気はサンド類で「外側はパリッと香ばしく、なかはフワッ、かむとモチッ」としたイタリアのパン、チャバッタを使ったベルアージュ(生ハム)とボロニアソーセージ(各240円)がお勧め。
イタリアのパンには力を入れており、パニーニ210円やピッツァ230円などランチに楽しく選べそう。
トルティーヤのラップサンド(ゴボウサラダ240円)もよく出ます。夏場は生野菜中心のさっぱりとしたサンドも増える予定です。
デニッシュもぜひ味わって。ブルーベリー&クリームチーズ180円は、フルーツのさわやかさにとろりとしたクリーム、そしてデニッシュのサクサクした歯ざわりと、うれしくなるような食べ心地。季節で替わり、今はピーチ、ダークチェリー、メイプル(各160円)、木の実180円など。見ためもかわいらしく、あれもこれもとつい手が伸びます。
ウォールナッツフラワー300円は直径約17レでずっしり感じるパン。花びらを摘むように取り分けられ、上等なラム酒に漬けたレーズンとくるみが後を引きます。レーズンとサツマイモのレーズン美人120円とともに、コンテスト入賞作品です。
病院や温泉街に近いため、入口や通路の広さ、段差にも気配り。小さな子ども連れの人からお年寄りまで、みな楽しそうにパンを選んでいます。
最も種類がそろうのはお昼ごろとか。車は店舗向かいの駐車場へどうぞ。
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7月10日 |
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▼上田市中之条389-1 TEL0268-29-3120 |
営業時間 /11・30〜14・00、17・00〜23・00 (日)定休 |
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歳時記に初めて来た人の多くは、店内を見回して「すごい」「見事ですね」と驚くそう。
川上村の古民家から運んだという立派な梁が走り、配線は「ガイシ」を使うという凝りよう。テーブルは無垢材、柱には銘木を用いています。
でも「お値段が高そう…」などという心配はご無用。よいものを手ごろな価格で提供すること、またそのためにはスタッフ同士がつねに勉強をしていこうという熱意が感じられます。
ランチには御膳メニューを。人気はヒレカツ、ロースカツ、煮魚の各御膳1100円。小鉢が数種類ついており(デザートも!)、彩りや味わいのバランスがよく考えられています。
「ひとつ難をいえば、ボリュームがあり過ぎるところでしょうか(笑)」と社長の馬場信幸さん。本格的な夏に向けて、ヘルシーメニューも準備中とか。
夜はやはりアルコールと、自分で焼く炭火焼が人気。なかでも焼き物盛り合わせ1200円はかなりお得です。
日曜定休なのは「市場が休みだから」というシンプルなお答え。だから「本日のおすすめ」はとびっきりのおすすめ。
取材日はハモがあったりジャークチキン500円という見慣れない名も。ジャークとはジャマイカのスパイシーなペーストで、これはビールに合いそう。本来高級珍味であるはずの食材が、えっというような値段で出ることもしばしばです(毎日市場に通っているからこそ)。
宴会は2500円〜、「ゆったり座ってほしいから」30名程度まで。1階は座敷席とテーブル席、2階には趣の異なる部屋がいくつかと、畳のカウンター席もあり。
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7月3日 |
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▼上田市別所温泉208-1 TEL0268-38-2053 |
営業時間 /7・00〜17・00 (火)定休 |
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目印はフクロウとハート形の入り口がついた巣箱。ガーデンベリーは隠れ家のようなカフェ、星野節子さんが、実家の一部を改装して始めました。
お勧めは香りがいい北欧の紅茶400円。北欧の家具や雑貨は最近人気ですが、紅茶とは珍しい。
星野さんが以前現地を旅したときに飲んで「買って帰ったんですが、それを飲み終わっても忘れられない味で」、現在では友人に頼んで送ってもらっているもの。
ポットサービスで、ブラックキャラント、ベリー、バラとあり、お茶好きな人にはぜひ楽しんでほしい香りです。
コーヒーは正真正銘のガーデンベリーブレンド、好みの豆3種類を自家ブレンドしています。300円という値段は「本音を言えば、ちょっと無理してるかな(笑)」。
ほかには「自然農法」の紅茶や日本茶(各350円)なども。飲み物と本日のケーキのセットは700円。
営業は朝7・00から。「どこか旅行しても、朝散歩をして寄れるお店がなかったから。私が一番やりたかった時間帯なんです。だから朝のお客様はうれしいですね」。トーストとコーヒーのセットは600円で、これをモーニングにする人、朝風呂の帰りにゆっくりコーヒーを飲んでいく人など過ごし方はさまざま。
手があいている限り、帰る人を外まで送ります。「ニコニコして帰る方が多いから、『ああ、よかったかなあ』と思います」。
店内には花をはじめいろいろな品が飾られていますが、そのどれもが星野さんの想いを映し、かろやかで楽しい雰囲気をつくっています。
地元の人も観光客も、どちらもゆったりくつろげて、また寄りたくなるお店です。
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