10月30日

ふとんのたけうち
コンフォート事業部

■上田市中之条

▼上田市中之条73 TEL0268-22-1365 

営業時間/9 ・00〜19・30 第3(水)定休
 
 

 ひとつのお店に寝具と靴? ちょっと意外な組み合わせのような気もしますが、ふとんのたけうちの社長・竹内強さんは「布団は8時間、靴は起きている16時間。合わせて24時間の健康ライフが提案できます。もともと布団は丈、生地、厚さ、素材とその人のためのフルオーダー。靴も同じ、『あなたに合わせます』はいっしょ」。
 来店したら最初に足形をとり、「腰の水平」などをチェックしてもらい、カルテが作成されます(チェックのみは有料)。
 サンダルは2万円台、靴は男性が通勤に履けるものからスニーカー、女性用のデザイン性が高いものなどもあり、中心は3万3〜7000円。きっちり履けるよう、紐靴がほとんど。
 足は本来アーチ状にカーブしているもの。こちらの靴は「縦アーチと横アーチを元に戻してやる」ことが目的(縦アーチとは土ふまず、横アーチとは足幅のこと)。
 自分の足のサイズをわかっていない人、そのため間違った靴選びをし、足ひいては膝や腰にトラブルを抱えている人はとても多いそう。
 足に合い、アーチをぐっと上げてくれる靴は、「歩いていて疲れない」「気持ちいい」。トラブルに応じての調整も、個別に行っています(別料金)。
 冬の室内ばきは7000円〜。温かく足に吸いつくようにフィットするので、履物のなかで足が滑らず、1日家のなかを歩きまわる主婦はもちろん、お年寄りにも安心。ウール100%なので汚れたら、洗うことができます。
 読者プレゼントは、少しでも快適に履くための中敷「トリプルアーチサポート」。当選した人は入れたい靴をはいてお店にどうぞ。

 
10月23日

マルシエ・オ・ヴァン
ワインショップ ニシノイリ

■千曲市上山田温泉

▼千曲市上山田温泉1―51―7 TEL026(275)4445 

営業時間 /10・00〜19・00 (日)(祝)定休
 
 

 照明を抑え、温湿度管理がされたマルシエ・オ・ヴァン ワインショップ ニシノイリは「見せるセラー」。社長の西野入則夫さんは「もっと肩の力を抜いて気軽にワインを楽しんでほしい」と言います。
 こちらには約2000本、別のセラーや倉庫の分もいれると在庫は「おそろしい数(笑)」に。「ふだんに飲むなら1000円以下」で、いろいろ選べるようにと種類もそろえています。手ごろだから飲み比べをしたり、自分の好みに合う“ハウスワイン”を見つける楽しみもあります。
 いまのお勧めは、井筒ワインのドルンフェルダー(赤)1470円。長野県原産地呼称管理委員会認定(ワインなら信州でとれたブドウを信州で醸造し、プロによるワインの官能審査に合格したものだけを認定)。
 深い色ながらジューシー、エレガントな味わい。さすが日本のワインは日本の食卓に合うと感じさせるバランスのいいおいしさで、ある専門家は「2500円の味」とも。
 アルゼンチンのマァジ(赤)1890円は、途中でさらに干しブドウを加えるので味わいが濃く深くなります。
 おいしいワインを飲むなら、知識が豊富なスタッフに予算とどんな料理といただくか伝えて、お勧めを聞くのが賢い方法。
 結婚祝や成人のお祝いに、同じ年に生まれたワイン(バースディヴィンテージ)を贈るのも洒落ています。ワインは年月とともに熟成していくところが「人間と同じです」。年にもよりますが、だいたい1万円から。
 11月18日(木)はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。秋の実りに感謝して、乾杯しましょう。

 
10月16日

石臼挽き 手打蕎麦
美田村

■上田市別所温泉

▼上田市別所温泉1859―12 TEL0268-38-2739

営業時間/11・00〜19・30ラストオーダー (木)定休
 
 

「そば食べてみるかい、そうすればこだわりがわかるから」。開口一番、美田村の三田村昇さんが言いました。
 どこかで見かけた方だなあと思ったら、三田村さんはお祭りで「上田睦のお神輿にのっている人」でした。店内には、お祭り関連の品や縁起物がたくさん並んでいます。
 運ばれてきたのは、黒い粒つぶが見える十割の田舎そば1200円。ざっくりぷっつり切れて、甘みと香りを残して喉を通っていきます。つゆの色は濃いめ、でもしょっぱいというわけではなくキリッとした味わい。食べ進むうち、とても繊細なそばであることがわかりました。
 そば湯は大きな徳利で。注いでみると薄緑色で、韃靼(だったん)そば粉をといたものだそう。
「どこにもない『うまい!』と言われる美田村のそばを作りたい。自分が満足できるおいしさでも、その上があるんじゃないかといつも考えている。考え出すと夜も寝られない(笑)」。
 改めて店内や庭を見回すと、三田村さんがかなりの“凝り性”であることは容易に想像できます。
 だからか、実はうどんもうまい。半透明でかむと歯にキュッとくるコシがあります(ざるうどん800円〜)。
 遠方から通うそば好きの常連さんの連れの人がそばアレルギーと聞き、工夫に工夫を重ねて打ったうどんをごちそうしたところ、うまい、ぜひお店でもと言われ、メニューに加わりました。
 車イスでも入店できるよう段差をなくし、トイレも広めに設計。一見コワモテの三田村さん、仕事や気配りは濃やか。通し営業なので、小腹がすいたときも気軽にどうぞ。

 
10月9日

斎藤ホテル直営喫茶
湯端(ゆばた)

■丸子町鹿教湯温泉

▼丸子町鹿教湯温泉 TEL0268-45-3241 

営業時間/9・00〜20・00*(月)は〜17・00 (火)定休
 
 

 鹿教湯温泉散策の折に、ぜひ寄りたい湯端。文殊堂や五台橋に向かう途中にあり、風情のある民家風の建物は築100年以上とか。店内はテーブル席と小上がりがありますし、車イスでの来店も可。
 本日のおすすめ900円は日替わり。主菜にライス ・味噌汁の日もあればスパゲティや丼の日もあり、変化をつけています。
 ビーフカレー900円やハヤシライス950円(ともにサラダ付き)は、ホテルと同じ品。どこか懐かしい、時間と手間の賜物のような正統派洋食屋さんの味わいです。ハヤシライスは柔らかなビーフに玉ネギ、そして椎茸入り、まろやかで深い旨みとコクがあります。
 斎藤ホテルの厨房から派遣されている、店長の依田政美さんも「『ごちそうさま、おいしかった』と、直に感想を聞くのが一番うれしい」と話していました。
 デザートは信州らしさを意識したものが多く、ホワイトボードの「本日のおすすめデザート」(各550円)のなかでも、白眉は白ごまと花豆のシュークリーム。
 直径10cmはあろうかという白ごま入りのシューのなかに、花豆のクリームがたっぷり。黒蜜のソースをしき、花豆の甘煮や生クリーム、フルーツでデコレーション。一度食べると「これ、おいしいのよ」と絶対ひとに勧めたくなります。
 依田さんもホテル勤務時代から「このシュークリームは作っても作っても『また持っていくの?』『えっ、また?』で、人気があるんだなあと思っていました」。
 里山歩きをして温泉に入り、おいしいものを食べて。秋の小旅行お勧めのコースです。
※日替わりやデザートなどは11・00から。

 
10月2日

ベルワールド
ハタナカ

■上田市原町

▼上田市中央3-8-1  TEL0268-23-8929 

営業時間 /10・00〜18・30 (日)定休
 
 

 おしゃれを楽しみたいとき。この秋冬は何を着ようか、どんなスタイル・色が流行なのか、大いに気になります。ぜひ一度ハタナカへどうぞ。
 婦人服の有名メーカー「ワールド」をはじめ、30ブランド以上を展開。タウンウェアからフォーマルまでそろいます。
 セーターで2万2〜3000円から、スーツで7〜8万円から15万程度まで。安いものではありませんが、やはり価格というのは正直です。
 たとえばセーターなら特殊な編み方を採用することで無縫製で仕上がります。だから着たときにゴロゴロせず、女性らしいきれいなラインが出せます。
 カシミアは上質のいい毛色のものを使っているので、微妙な中間色が品のある色合いに仕上がっています。店内においてあるヤギの人形の毛は本物のカシミア、実際にさわって柔らかな手ざわりを確かめてください。
 秋はやはり深みのある茶系や緑色、落ち着いたピンクや葡萄色もいいもの。ジャケット類は顔の近くにくるものだから、試着してみて顔映りを見ることも大切。
 旅行に最適な、おしゃれに見えて軽くシワになりにくい素材のジャケットやツーピース。異なる素材を効果的に配することでほっそりとしたシルエットを作るものなど、着る人が快適で美しくいられるよう、大切に作られた服ばかりで目移りしてしまいます。
 でもシーズンごとにそうは買えない…なら何か1点買い足すことで、今年らしさを演出。社長の畠中俊哉さんは「コーディネートのアドバイスもしています。服の話はもちろん家族や旅行の話など、お店は会話を楽しむサロンでもあります」。

 
 
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