「ベーシックラインにプラスアルファ、デザインや素材感にこだわったものをそろえています」とEVE（イブ）店長の矢島健司さん。
　30〜40歳代を中心に、20歳代から60歳代の人も訪れるそう。大人の女性の優しさや品があり「一見シンプル、けれどよく見ると凝っている」洋服だから、学校の参観日に着ていくという人も。
　秋冬で目をひくのは、よりカジュアルでおしゃれっぽい雰囲気が演出できるシワ加工が施されたもの。ビーズづかいのカットソー9300円は、下に着るキャミソールで表情が変わり、晩秋からはこちらをインにして着回すことができます。
　キャミソール（4000円ぐらいから）も人気で、色違いで3〜4枚求めるとだいぶ変化がつきます。効かせ色としてなら、ワードローブにない色にもチャレンジしやすいもの。　
　ベルベットも秋に「くる」素材、引き続きミリタリー調も人気だとか。レザージャケットや「履きやすい」「疲れにくい」と評判のブーツも充実してきます。
　ボトムスではキャサリンハーネルのデニムシリーズが人気（1万3000円ぐらいから）、ラインがきれい、はきごこちがいいと、シーズンごとに注目を集めています。
　アクセサリーやバッグ、秋が深まればマフラーや手袋、ニット帽などトータルでみることができます。小物類は手ごろな値段ながら、今年らしさを表現できるのでまめにチェックすることをお勧め。
　読者プレゼントは人気のジップアップタイプ、ベージュのニットブルゾン。サイズは9号か11号、シーンを選ばず大活躍間違いなしです（記者も欲しい！　と思いました）。

　今年春にオープンしたふるさとの草笛、「ゆっくりしていただけるそば屋を目指してます」と、社長の佐々木啓之さん。
　お店に入って左がテーブル席、右に掘りごたつ形式の小上がり、奥に座敷。そば打ち台の正面には、打つ様子が見てもらえるようにと1枚ガラスがはめられ、カウンター席が設けられています。
　もり蕎麦550円、海老天ざる蕎麦1200円などが並びますが、記者はやはりこちらのオリジナル、豚角煮づけ蕎麦1100円にしました。
　さすが！　たっぷりのそばに薬味、豚の角煮（5切れも!!）、温かいつゆと冷たいつゆがついています。温かいつゆに角煮を入れ、つゆといっしょにいただきます。
　角煮はSPF豚を使い、余分な脂を落としながら3時間以上かけて仕上げます。そば屋さんならではのさっぱりとした味わいで、半透明のとろんとした脂がおいしい。そばと合います。
「『正直に商売していこう』という方針です。（収益は）トントンになればいいから、お客さんに奉仕していこう、少しでも多くのお客さんに来てもらい、お店の色をつけていってもらうんです」。
　エプロンつけてサンダルばきでもどうぞ、持ち帰りたいという人にはパックも用意しています。気楽に寄ってゆっくり過ごしていけるお店、そんな余裕もやはり『草笛』というゆるぎない土台があるからこそ。
　宴会は100名まで、少人数なら2〜3日前、大勢なら「いろいろ相談できますから」1週間前までに予約を。予算は「いかようにも。料理もできる限りのことは致します」。

　いつでも・誰とでも気軽に寄れて、コーヒーがおいしいのはもちろん、食事やデザートメニューも充実している――貴族の森上田総本店はワタシたちの味方です。
　ランチタイム（11・00〜15・00）の日替わりスパゲティ624円（ドリンク付き834円）、取材日は野菜とトマトのピリ辛スパゲティで、お代わり自由のパン、サラダ付き。
　メンチカツとエビフライがのったミートソースの貴族風スパゲティ939円はボリュームあり、ナスのごま味噌スパゲティ866円やパーナ貝とめんたいこのスパゲティ939円も人気があります。
　和風めんたいこ、ツナトマトなど4種類から好みの1皿と、スープからデザートまでのスパゲティコースは1559円、おひとりでもどうぞ。さらにプレートランチ624円〜、ピザ918円〜などもそろっています。
　世の中にお子様セットがあるのなら、大人のセットがあってもいいゾ！　と始まったのがオムライス。トマトソースの「110」1280円、「107」1295円はビーフシチュー、番号で注文してください。
　こちらのパフェ類はフルーツが豊富に、食べやすくカットされて盛りつけられているから、満足感もひとしお。この夏話題を呼んでいるのが、抹茶ヨーグルトゼリー＆白桃パフェ477円。大胆な組み合わせ（!?）と思いきや、抹茶とヨーグルトって意外に合います。飲み物とパフェ、ひとつで二度楽しめるアイスコーヒーパフェやブドウジュースパフェ（各572円）、綿あめのにゅうどうぐもパフェ834円もぜひ。
　営業時間が長く、深夜割増し料金などもかかりません。食べて、飲んで、ゆったりと過ごせます。