10月29日

きのこの森 上田店

■上田市大手

▼上田市大手1―8―13 TEL0268-23-3386 

営業時間/9・30〜19・00、(土)(祝)10・00〜19・00 (日)定休
 
 

 男女年齢問わず、ひとりでも仲間とでも気兼ねなく過ごせます。きのこの森上田店は由緒正しい“軽食喫茶”ですから、気分を換えて鋭気を養うため、おいしいお茶と食事ができ、「つかずはなれず」の温かな目配りや間があります。
 平日の日替わりランチ680円は「シェフじゃなくて主婦が作る」(オーナーの沓掛陽子さん)、手作りで野菜たっぷりのバランスのよいもの。
 ブレンドコーヒーは単品420円、ランチなら200円でセットできます。コーヒー豆は1週間で使い切れる分量を注文。注文が入るたびに豆をひいてサイフォンでいれます。
 食事をこのコーヒーで締めくくると、シャキッと午後のスイッチが入る感じがします。そのほかの軽食メニューも、コーヒーを飲んでも1000円でお釣りが来るよう、価格を抑えています。
「みんな『おいしいですよ』って勧められる。どれもかわいいから(笑)」。気持ちをこめた手作りにこだわっています。
 女性に人気のレディースコース1575円はきのこスープ、きのこドリア、きのこサラダ、デザート、飲み物。(さらにピザなどを加えれば、女性同士の気軽なお食事会も! 2階には畳のスペースあり)
 最近登場したのはしめじのバジルスパゲティ780円、豆乳のシェイク473円もずいぶん出ました。きのことトマトのドリア735円はホワイトソースとトマトソースの2種類が味を深め、焼いたトマトの甘酸っぱさがさわやか。
 取材中も毎日来るという常連さんが何組も、思いおもいに過ごしていました。生活の句読点として、ここで過ごす時間を大切にしている様子がうかがえました。

 
10月22日

レストラン
MEL's

■真田町菅平高原

▼真田町菅平高原1223―6088 TEL0268-74-3505 

営業時間/平日11・00〜20・00、ワヨヤと8月は10・30〜21・00(オーダーストップは各30分前) ※夏季・冬季(8・1・2・3月)は無休、春秋は不定休で平日に年5日間ほど休業。
 
 

 この週末菅平高原に出かけませんか。お目当てはMEL's(メルス)の名物焼カレー900円と見ごろを迎えた紅葉。
 焼くことでスパイスの香りもコクも際立つカレーにほっくりのジャガイモ、チーズ、コーンと福神漬がよいアクセント。ぐつぐついって運ばれてきたら熱いうちに、混ぜずに食べるのがお約束。メリハリがあり、あっという間に平らげてしまいました。
 菅平の高原野菜に信州りんごとポークで三昼夜じっくりと煮込んだ特製三昼夜カレー700円とサルサチキンカレー950円、以上がおすすめベスト3。
 平日14・00まではボリュームランチがオール850円。なかでもCランチはハンバーグカツと特製カレーのセットで一番人気。
 このハンバーグカツ、パン粉などつなぎを使わず肉の旨みをギュッと閉じ込めたカツで、肉を食べた満足感があります。デミソースで食べるハンバーグカツセット980円、トマトソースの鉄板カツレツ(チキンカツでも可)1150円も始まりました(仕込みに手間がかかる人気メニューのため、売り切れることもあり)。
 店長の窪田真一さんはメジャーな料理コンテストで入賞の腕前。それでも勉強や研究を怠ることなく、わざわざ足を運んでくれる(土日曜日は並んで待ってくれる)「気持ちには気持ちで応えたい」とひと皿ひと皿真剣に大切に作っています。
「気合と感謝で」―その思いが伝わるから年配の人も心地よく過ごせ、リピーターが全国から通います。

 
10月15日

うどんハウス
桑桑

■上田市中央

▼上田市中央2―8―3 TEL0268-23-9891 

営業時間/11・30〜14・30、17・00〜23・00 (日)定休
 
 

 開店13年目、桑桑は「養蚕の地、それに桑のグミのように、お客さんが鈴なりに来てくれれば」と店主の中村正治さん。うどん屋さんですがリクエストに応えるうち、定食やラーメンなどメニューが増えてきました。
 かつおと昆布のだしでいただくうどんに加え、「中華出身だから」とんこつ風味うどん650円〜や中華丼ならぬ中華うどん700円など。味噌風味多良腹(たらふく)うどん750円は肉や野菜、キノコ、餅入りで、たっぷりかけた鰹節の揺れが止まったら食べごろ。温まります。
 中国語で桑は「サァー」、サァーサァーメン750円(桑桑麺?)は辛さが3段階から選べるオリジナル麺料理。卵たっぷりのツルツル麺で、あっさりなのに旨みたっぷり。
 今月からお昼の女性同士の集まりなどにうってつけの「御強米(おこわ)会席」(2名以上、前日までに要予約)を始めました。カレイの甘酢和え、季節の煮物、サラダ、漬物、お澄まし、栗・山菜
・大納言から好きなおこわとコーヒーで1380円。でも断然お勧めは、プラス料理2品(鶏の香草焼など)と、デザートは桑桑名物「いものアメたき」がつく1980円のコースの方。
 宴会のデザートで超人気の「アメたき」、揚げたサツマイモにアメをからめ、各自が水にくぐらせて食べます(楽しい!)。表面のアメがパリッ、いもがホクッ(おいしい!!)。これは感動ものです。
 宴会は2500円〜、個室は3室で各8名・14名・30名収容可、気兼ねなく過ごせます。
 帰省したら実家より先に寄る人も少なからず。おいしさ、人柄がにじみ出る雰囲気の温かさが、年齢を問わずファンを増やしています。

 
10月8日

若林陶器

■上田市松尾町

▼上田市中央1―2―18 TEL0268-22-0800 

営業時間/10・00〜18・30 (火)定休
 
 

 創業80余年、若林陶器は平成5年に改装し現在の姿となりました。主に1階が季節の品や日常品、2階が贈り物に向く品、3階は業務用の提案となっています。
 ウインドーに並ぶ有田焼のラーメン鉢(2000円代〜2万1000円まで)、持ってみてまず軽いのにビックリ。ふちが薄いから口をつけてスープを飲むときも具合いよさそう。
 見た目よりたっぷり入るけれど「煮物を楚々と盛っても」(店長の若林百合子さん)さまになります。柄はいろいろあり、なかでもくじら5775円は雄大な気分になれる(?)と好評。自宅用はもちろん、気の利いた贐(はなむけ)や引き出物にも使えそう。
 専用のレンゲもあります(1000円〜)。足が2ヵ所についているから口にふれる部分がテーブルにつかず、鉢のふちにも掛けられて便利! ラーメン鉢ともども、実によく考えられています。
 季節品のコーナーで目に飛び込んできたのはコンロに土鍋。マツタケなど秋の味覚を、卓上でさっと焼いて食べるのにうってつけ。蒸し器をセットした鍋は肉や魚介、野菜を蒸していただきます。シンプルだからつけだれで変化がつき、ヘルシーに食べられます。普通の土鍋としての使用ももちろん可(大6825円)。
 たとえば普段使いのご飯茶碗。さすが専門店、プロの目にかなった品は機能的、形の必然がすなわちデザインの美しさとなっています。手にフィットし、軽くて使いやすい。持って(盛って?)使って、「ああやっぱりプロの勧めるものはいいな」と思えます。
 ぜひすみずみまで見て「あら、これいいわねぇ」と出合ってください。

 
10月1日

信州たてしなりんごの里
たてしなップル

■立科町茂田井

▼立科町茂田井2564―1 TEL0267-56-3555 

営業時間/10・00〜18・00 (水)定休
 
 

 立科町は南斜面で風通しがよく、土は粘土質。とくにりんごと米は美味、無袋で作る「サンふじ」は立科が発祥の地とか。
 大きなりんごのオブジェが目印。たてしなップルは「立科町とここでとれたおいしいりんごをもっと知ってほしい」とする「信州たてしなりんごの里」のアンテナショップです。こちらで作っているりんごや関連製品の販売・喫茶、木彫・陶芸・皮革工芸など地域の人や施設の作品も販売しています。
 入って右の喫茶コーナーでは、自家製のケーキが味わえます。日替わりシフォンケーキ(アイスクリーム、プルーンのジャム添え)300円、取材日はむっちりふわっのマーブルシフォンケーキで、お店のスタッフである小宮山孝江さんの手作り。
 アップルパイ&アイスクリーム盛り合わせ300円はさすがりんごがたっぷりで、パイ皮とのバランスもいい感じ。
 りんごジュース(喫茶なら300円、720mlボトル800円)は、すりおろした果肉入りのオリジナル。11月中旬まで千秋、12月中旬まではふじを使う旬のジュース、飲み口がさわやかです。というのも「減農薬で栽培した、生食できる完熟したりんご」だけを使っているから。
 りんごは健康や美容に効果大ですが、ジュースなら手軽においしく飲め、吸収もスムーズ。さらにりんご酢をブレンドしたりんご伝説200ml300円は、スキッとしたおいしさ。
 りんご1.5個分を入れたアップルクグロフ800円はどっしりとした食べ応え。フレッシュな味わいのりんごジャム450円は、「果肉のなかにジャム質を閉じ込めた」製法。
 好みの品を組み合わせて、遠方の人へのおいしい贈り物にも。

 
 
 
2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月      
 
 
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