クレアルは昨年11月オープン、当初パンや焼き菓子は60種類ぐらいでしたが、現在は90〜100種類にも。「地元のリピーターの方が多いし、要望もあって」と西澤聖さん。
　同じ強力粉でも産地や製粉によって性質が違うので、そのパンに合ったおいしさを出すため2〜3種類をブレンド。
　豊富な知識と経験のなかから「お客様の希望を大切に、気軽に食べられるもの」を。きちんと手間をかけて醗酵・熟成させています。
　昼食なら食べでのあるピザ（5種類、各180円）や、和素材との組み合わせがイケる五目ひじき120円やごぼうエピ160円など。おやつにはサクッとするデニッシュ各160円や、くるみと黒けしの実入りでざっくりとしたモーンプルンダー150円、自家製カスタードクリームのクリームパン110円も人気。
　フランス産の粉で風味よく食べやすく仕上げたバタール230円や、ライ麦のくるみ入りのセーグル・ノア230円なら食事とともに。こちらのオリジナル、コアントローにつけたグリーンレーズン入りのレーズンブレッド350円は、さわやかな香りと甘さがあとを引きます。
　そしてショーケースにはプリンも！　「原価を考えると…趣味みたいなものです（笑）」。まるでクリームのようななめらかプリン、独特のコクがある黒ゴマプリンなど（各180円）、手土産にも向きます。
　パンを地方発送することもできます。食事パンに焼き菓子3袋をセット、注文日に焼き上げ、翌日には届きます（送料込み3500円）。
　クレアルとはスペイン語で育む・作るの意味。手間をかけ育む感覚でパンを作っている気持ちが伝わります。

　夏はネックレスやブレスレットなど、アクセサリーが映えます。いくつも欲しいし、活動的で汗をかく時期だからあまり高価なものはちょっと…。だからADNアーキデザインネットワークアクセサリーショップへ。オーナーの鈴木淳さん手作りの、天然石のアクセサリーが並びます。
　天然石だから色味が深く、ふたつと同じ石がありません。好きな石で世界にひとつ「オンリーワン」のアクセサリーが手に入ります。
　石なら汗で変質することも少なく、金属アレルギーがある人には肌にふれる部分を皮ひもにしたり、ロングにしてかぶり式にするなどいかようにも。
　ネックレスは2500円〜、使う石によって値段がかわります。いくつも壁に並んでいますが、どちらかといえばサンプルのような感じ。訪れる人は「長さはこれぐらいで、石はこれとこれ」と自由にオーダーしています。でき上がりまで3日ほど、簡単な修理ならその場で（実費）。
　手ごろな値段で自分の欲しいアクセサリーが手に入るから、1本作った人は2本、3本と。Tシャツを着替えるように、カジュアルに楽しめることも大きな魅力です。
　店内ではアクセサリーのほか、パーツ（自然石、ガラス、メタル）やビーズ製品などの販売も。
　鈴木さんの本職は建築士、もともと作ることが好きで「建築もアクセサリーも『お客さんといっしょに作っている』ことは同じ。知恵とエネルギーをいただいています」。
　火曜日は500円引き（ビーズ製品と500円コーナーは除く）、学生さんは毎日500円引き。気軽に来てみてください、この夏ぐっとおしゃれに過ごせます。

「薬食同源、生産者の思いを伝えさらに安心・安全な料理を提供していきたい」とマルコポーロ焼肉の家社長の平山仁哲さん。肉は蓼科牛と県内産桜井和牛、ご飯は東御市八重原産コシヒカリ、流通量がきわめて少ない信州地鶏真田丸714円もあります。熱意ある生産者といい出会いをかさね、地元のおいしいものが集まりました。
　蓼科牛は健康的な環境で飼育期間も33〜38ヵ月（一般的には28〜33ヵ月）と長く、サシが増し肉質のきめも風味もよくなります。店頭にその日に使う牛の個体識別番号を表示しており、トレーサビリティ（生産流通過程の追跡）も確立。
　ランチ（17・00まで）では蓼科牛のカルビセットやロースセット各1029円（ライス、スープ、サラダ、キムチ付き、肉大盛り1554円）がよく出ます。ライス、スープがお替わり自由、あっさりした醤油だれがよく合い、すいすい入ります。
　大人数ならカルビやロース盛り込みの大皿のほか、韓国料理をチョイスしてみては？　サクサクと食べよいチーズと長イモのちぢみや大人向けのイカと長ネギのちぢみ（各683円）、肉を包んで食べるサンチュは完全無農薬栽培です（つつみ菜セット410円）。仕上げは滋養たっぷりのサンゲタン1554円や海鮮チゲ714円、コクのあるスープでさっぱりと食べやすい韓国冷麺819円などで。
　宴会は70名ぐらいまで、2100円〜。「肉をたくさん」「いろんな料理が食べたい」などリクエストできます。大きなお店なので、お座敷があいていれば前日の予約も可。
　18日（火）にはベルプラザ・ショッピングセンター内に丸子店もオープン。こちらにもぜひどうぞ。

　着物ブームが続いています。けれど値段が高そう・自分で着られない、と二の足を踏む人も多いでしょう。ならばほかりへ、気軽に相談にのってもらえ、着物がぐっと身近になります。
　初心者なら浴衣から。こちらは伝統的な柄が多いので、年代を問わずキリッと着ることができます（渋めの柄を若い人が着るのもきれい）。帯との組み合わせで個性が表現でき、着る人が引き立ちます。
　同店の保刈範子さんがたとえばこの生地にこの帯と、ささっと見立ててくれましたが、どれもカッコいい組み合わせ。これを着てお祭りや花火に出かけたいと思いました。
　好みの反物（1万円ぐらいから）に仕立て代（8〜9000円、期間は2週間ほど。体に合った着やすい仕立てはさすが）、帯は伝統的な博多細帯（約1万円）が人気、仕立て上がりの浴衣や付け帯もあります。
　正絹の訪問着や紬の着物は本当に素敵。でもお茶や着付けなどお稽古で枚数が必要な場合や、もっと気軽に着たいという人にはポリエステルの着物という方法も。
　着付けは頼めます。こちらで買った着物でなくても相談してみてください。キツくなく暑くなく着せてもらえます。
　タンスに眠っている着物は、状態をみて染め直したり、コートに仕立て直すこともできます。
　創業80年を機に昨年12月に現在地に移転、店内が見やすくなったと評判です。洋服は入口左側に、着やすくて質のいいものがそろっています。
　甲州印伝の小物、木綿の風呂敷や紬の小物などは呉服屋さんならでは。気の利いた和の小物は贈り物にも最適です。

　各種プールからトレーニングルームもあり、すべての世代が楽しみながら自分の体力に合わせた健康づくりができるアクアプラザ上田（大久保弘支配人）。今年4月に利用200万人を達成、5月には15周年を迎えました。
　館内は常夏、おとぎ話の国をイメージ。25mプールで泳ぐ人も歩く人もいます。毎時00〜10分の間に波が出る造波プール、ちびっこプールでは子どもたちが大はしゃぎ。
　2本あるウォータースライダーや、専用の浮き輪で滑り下りる「ウェンディーの川下り」にも行列ができます。クアコーナー（サウナと冷水温水浴槽）も大浴場も完備、夏季限定の小川プールもオープンし、1日じゃ遊び足りません。
　こちらのプール、「泳いだあと髪がキシキシしない」「目が充血しない」「かかとが滑らか」と最近評判です。それは体に有害とされる塩素ガスを分解する、天然海洋抽出成分の水質浄化液を試験使用しているから。
　塩素独特のツンとくるにおいがなく、アトピーやぜんそくの人、妊婦さんでも泳ぐことができます。そんな点も健康づくり施設として高ポイント。
　トレーニングルームのほか、2階のフロアを利用したチューブトレーニングやストレッチの教室も開催。手軽に気持ちよく体を動かせます。
　入館料は大人750円（夜間500円）、小・中学生500円。通年利用券は個人券3万円（60歳以上2万5000円）、家族券（2名より）5万円〜。5〜8月まで、1時間延長して22・00までの営業（受付は21・00まで）だから、会社帰りにも寄れます。
※小学4年生以上は保護者の同伴なしでも入館可。