3月29日
レストラン パリジェンヌ
丸子町生田

▼丸子町大字生田字千束2444 TEL0268-41-1212

営業時間/ランチ11・30〜14・30(ラストオーダー) ディナー17・30〜21・30(同)  (月)定休

 
 千曲川を眼下に見る高台にあるため、広くとったガラス窓からは太郎山〜烏帽子岳〜浅間山が一望できます。昼間行くと、夜景も見たくなるパリジェンヌ。続けて足を運ぶ人も多く、オーナーシェフの須澤孝充さんはお客様の顔を見て、その人に合わせて調理を変えてくれます。
 料理は、フランス風。須澤さんが東京の帝国ホテルやニューオータニ、オークラにいたとき、それぞれのシェフから教わったことが基本になっています。
 ランチは、1200円のヴィアンドセット(サラダ・今週の肉料理・自家製フランスパン・シャーベット・コーヒーor紅茶)、1500円のポアソンセット、2000円のプチエストマコース、2500円のシャンソンコース。取材日にいただいたポアソンセットの「今週の魚料理」は、ノルウェーサーモンの詰めもの。サーモンのなかはカニ。レジャンス風ソースのほんのりした色味とともに、幸せを感じる味でした。ディナーは、1800円のセットが2通りと、お得な3000円のルーブルコース(スープ・シェフおすすめ魚料理・牛肉の煮込みパリジェンヌ風・自家製フランスパン・手作りデザート・コーヒーor紅茶)、5000円のパリジェンヌコース。予算に応じたコース料理も用意してもらえます。また、コースだけではなく「本日の肉料理」1000円など、一品料理もあります。
 ワインはいろいろなタイプが楽しめ、2杯800円などのセットも。なお、広々したフロアーは、テーブル席が15。個室(2〜22名)はパーティーにも利用できます。
 
3月22日
割烹 花家 
上田市柳町

▼上田市中央4-9-19 TEL0268-23-8878 

営業時間/11・30〜13・30(昼の膳)17・00〜21・00(夕の膳)  (水)定休

 
 季節感のある和食の膳に、何度も足を運びたくなる花家(はなや)。築40年という民家の1階の6畳と8畳、2階の8畳のいずれかで、ていねいに作られた会席料理が味わえます。
 ご主人の西沢良政さんは、和食の道40年。長年ホテルの料理長を務め、昨年8月、「夢だった」独立をしました。「花家」の名前は、東京で修業をした「思い出深い」割烹の名。ここでは、「死ぬまで修業」と、日々の勉強の大切さを教えられたといいます。
 調理場は、息子さんとふたり。膳に並ぶ一つひとつに、手間をかけた技がうかがえます。値段がリーズナブルなのは、「スタッフが家族だけなので。和食は高いというイメージがありますが、おいしいと言ってもらえる料理を安く召しあがっていただきたいと」。どのメニューにもはずしていない手焼きの卵焼きは、息子さんが修業していた料亭の名物が卵焼きだったこともあり、ことに繊細な味。しっとり感と甘さが絶妙です。
「昼の膳」は、「花弁当」1500円と「花会席」2000円。季節の山野菜と旬の魚をメインにした揚げもの、煮もの、焼きもの、おつくり、ご飯、おみそ汁、フルーツなど。「夕の膳」は「四季花会席」3000円、4000円、5000円。この上は、ご相談に応じてです。食材は、西沢さんが毎朝市場へ行き、季節の素材を自分で確かめます。春の魚は、鰆(さわら)、さより、あいなめ、鯛などです。
「店は狭いし家族でやっているので、せっかく来ていただいても、席がなくておことわりすることもあり、心苦しい」と西沢さん。ぜひご予約を。
 
3月15日
焼きたてパン
パン ド ミー
上田市五加

▼上田市五加1014―1  TEL0268-39-8001

営業時間/7・00〜18・30 (日)と第3(月)定休

 
「わあ、どれにしようかな」――パン ド ミーにはシンプルな食事パンからサンドイッチや惣菜パン、おやつにもってこいの菓子パンなどがずらりと並びます。
 生地で14〜15種類、パンなら70種類にものぼり「お客さんのリクエストや自分がおいしそうだからと作っていったら、いつの間にか(笑)」と店主の野崎秀美さん。
 こちらの食パン200円、添加物は一切使っていません。愛らしいにんじんぱん70円も無添加、生地はにんじんのすりおろし入りでほんのりオレンジ色、幼い子どもを持つお母さんたちにことに人気の品です。
 自家製酵母のカンパーニュ400円は食べやすい仕上がり(ふちがおいしい)、雑穀にレーズンとクルミ入りの穀物パン600円も、かみしめるほど味わいが広がります。
 サンドイッチではコロッケ(「カミさんの手作りです」)の入ったものが人気。食パンをくり抜いたポテハヤシ230円はかなりのボリューム、にんじんぱんの生地にコーンを入れてチーズをのせたコーンキャロット190円もお勧めです。
 ざっくりめのパンでホイップクリームをはさんだミルクパン130円や、砂糖たっぷりのフレンチドーナツ130円は懐かしい味。激辛のインドカレー130円は、辛いものが好きな人はきっとはまります。
 朝食用に、また通学・通勤途中で昼食を買い求める人のために、朝4時半には仕事を始めます。なるべく添加物を使わずに安心して食べられるものを、と労を惜しまず作っています。
 明るく気持ちのいいリビングのような店内、奥のテーブルで食べることもできます。
 
3月8日
美容室
グリーンピース
上田市中央西

▼上田市中央西2―6―7 TEL0268-27-9827 

営業時間/9・00〜18・00 (月)・第3(日)定休 

http//: www. greenpeas. tv/
 オープンから14年目を迎える美容室グリーンピース。白とラタンを基調にした店内は、各所にグリーンを配し「ゆったりしたリゾート」といった感じ。大人の女性がくつろげる、落ち着いた雰囲気が人気です。
 10年来のお客様も多く、70歳代の方からも支持されています。
「年配のお客様にも新しいイメージをおすすめして喜ばれることに、やりがいを感じます」
とオーナーの池田聖之さん。
 美容師として25年以上のキャリアを持ち、ショートカットが得意ということからも、技術の確かさがうかがえます。
「手入れしやすく、ふだんの暮らしのなかでこそ素敵に見える、ベーシックなスタイルを目指しています」
の言葉どおり、ゆるめのカールで軽やかに、わずかなカットでも自然であかぬけたスタイルに仕上げてくれます。
 すっかり定着したカラーリングも、大人世代にふさわしい上品なものを提案。アルカリ、酸性、ヘアマニキュアなど7種類の薬剤と豊富な色をそろえ、髪質やスタイルを見ながら、似合う色をアドバイスしてくれます。ほんの少し髪色を軽くするだけで、驚くほど気持ちが明るくなることも。
 カットは3500円、パーマ、カラーは各一律7000円(ロングヘアは別料金)で、カット、シャンプー、トリートメント込み。オープン以来、ほぼ変わらない価格(税別)です。
 また店内に数台置かれているパソコンは自由に使うことができ、インターネットや映像も気軽に楽しめます。
 おしゃれして気持ちを変えたい春、今より「ちょっと素敵」に出合えるサロンです。
 
 
3月1日
手打そば
義民そば
青木村夫神

▼青木村夫神277 TEL0268-49-2145 

営業時間/11・00〜14・00、17・00〜19・00 

(月)定休 ※(祝)の場合は営業、翌日休業
 お嫁に来た当時は打てず、教わっても最初は短いおそばで、と笑う義民そばの清水宮子さん。
 知り合いの大工さんに建ててもらったというお店からは、青木の三山、子檀嶺岳・十観山・夫神岳と村の中心部が望めます。
 席につくと、お茶と清水さん心尽くしの品(取材時はひたし豆)が出てきました。この豆の火の通し方が絶妙で、きっとおそばもおいしいに違いないと確信。
 盛ざるそば600円、ざる650円、大盛りは150円増しです。柔らかなそばがき300円は味噌で食べます。
 夫神地区では自家栽培の大豆でしょうゆ(防腐剤や調味料などが入っていない、本当のしょうゆ)を搾っている農家が7軒あり、これを順番に分けてもらい、つゆを作っています。色は薄めで、そばによく合います。
 そば粉は割高でも、「香りが違う」と石臼挽きの粉を使用。使う分だけこまめに挽きます。毎日そばを打ち、その厚さにより切る幅やゆで時間を変えます。ゆでるときは「芯までゆだらないとダメ」。しっかりゆでて粉の旨みを引き出し、青木の良い水できりりとしめた、端麗でうまいそば。
 食後は、りんごからそろそろ定番のそば羊羹に切り替わります。このそば羊羹、もっちりとした歯応えがあって美味、作り方は「企業秘密(笑)」。
 店名は「夫神地区の人にはお世話になっている」という感謝の気持ちを表したもの。清水さんがひとりで切り盛りするため「待っていただく方には申し訳なくて」。
「『おいしかった』と皆さんに喜んでもらうのが先決。お店はおそばのように細く長くやっていけたら。利益うんぬんより、私の生き甲斐ですから」。
 
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