7月30日

旬の野菜のおつけもの
木の花屋本店

■千曲市中

▼千曲市中355(平和橋東) TEL026-274-3001 

営業時間/10・00〜18・00 (月)定休
 
 

 地元に伝わる民話「木(こ)の花姫」から、その名をとった木(こ)の花屋本店。漬物・佃煮製造の宮城商店が、「お客さまが何を望んでいるのか知りたい」と、2年前に開いたアンテナショップです。
 お店は「ようこそわが家へ」がコンセプト、と専務の宮城恵美子さん。入って右が漬物のコーナー、左は「食堂と応接間をイメージ」し、オリジナル料理が楽しめたりコンサートなども開けるスペースとなっています。
 季節の漬物・佃煮は20数種類、試食とお茶のサービスがあるので、味を確かめながらゆっくり選べます。
 このはな漬みょうが315円はみょうがときゅうりを梅酢に漬けたもの、彩りもいい唐辛子入ピクルス420円は酸味も甘味もおさえめでさわやか。夏野菜きざみ味噌漬315円はピリリと辛く、後を引きます。山ごぼう入り胡瓜てっぽう漬(小315円、大525円)は歯ざわりの競演。
 香りがいいせりの佃煮、ピリッとくるわさび茎佃煮、程よい辛さの葉唐辛子佃煮(各315円)など、ご飯が一膳余計に入ってしまいます。
 保存料や着色料は使わず、素材をいかした穏やかな味わいだから自宅用はもちろん、ちょっとしたお礼からお遣い物に重宝しそう。箱詰め、かご詰めなど予算に応じていかようにも。
 漬物をおいしく食べてほしいと「お昼ごはん」(木の花屋風焼きおにぎりのだし茶漬630円〜、なるべく予約)や「おまかせ料理」もやっています。「おまかせ」は2500円〜で、4名以上で予約を。漬物・佃煮の、調味料代わりや料理素材としての広がりを提案する、オリジナル料理がいただけます。

 
7月23日

チルチンびとの店
木もれび

■上田市上田原

▼上田市上田原1086―1 TEL0268-29-6163 

営業時間/10・00〜19・00 お盆と年末年始休業
 
 

 木もれびには人工的なもの化学合成されたものはありません。全国初、「環境、ものづくり、地域のコミュニケーションを大切にした」、住まい雑誌「『チルチンびと』の店」の1号店です。
 花や虫など「みんなのえ」が指で描かれた土壁を見てお店へ。国産材を使った店内で、まず目に入るのは有機栽培のドライハーブ。20数種類あり、それぞれ効能が記されています。
 単独でまたはブレンドして試飲できます。栽培も管理もきちんと行われているので、ハーブティーにするとすっきりとした味と香りが楽しめます。
 自然素材を使った、地域に根ざした家づくりを進める工務店「アトリエDEF(デフ)」のお隣。同社の社長大井明弘さんは「DEFは家を造るまで。そのアフターフォロー、暮らし方を見つめていくのがこちらの木もれび」と位置づけます。
 安心な建材・住まいの素材、化粧品、アロマオイル、食品など、環境への負荷が少ない「健康で安全なライフスタイル」を提案しています。スタッフ手書きの解説を読み、品物を手にとってよく見て考えて、自分の生活と向き合う時間がもてます。
「食品なら原材料表示の見方など。住まいの素材でも、専用品を用意しなくても家にあるもので十分代用できたり。一人ひとりが気づき、できることからやっていく。ものを売るというよりも、健康な暮らし方の情報発信をしていきたい」。
 地域の作家の作品が並ぶギャラリーコーナーがあったり、定期的に木工、アロマ、手作り石けん、トールペイントの教室を開いたり。「ものづくりのおもしろさ、大切さを伝える」活動も続けています。

 
7月16日

スタミナセンター
二の丸

■上田市御所

▼上田市御所623―12 TEL0268-27-3307 

営業時間/17・00〜22・00 第2・3(木)定休
 
 

 きれいに手入れされた前栽、何気ない縄のれん。「こういうお店はおいしいぞ」という直感(!)以上の味と気分のよさがある二の丸。焼肉、しゃぶしゃぶに丼や定食、「本日のおすすめ」には鮮魚、水槽には千曲川の立派な天然ウナギが泳ぐお店です。
「うまいものくってもらいたいだけ」と店主の鈴木義則さん。本業は肉のプロだから「モノで勝負、同じ値段ならどこにも負けない自信がある」。「個人の店だからいかようにも。食べたいものは、店にあるものならリクエストに応えます」と息子の義幸さん。
 カウンターの常連さんがお気に入りを教えてくれます。「しゃぶしゃぶ(小皿2000円〜)がうまいよ。肉の脂の部分に透明感があって、柔らかで甘い味がするんだよ。値段のわりにありえない肉質」とか。薄過ぎるとうまくないからと、しゃぶしゃぶのわりには牛肉がたっぷり厚め。焼肉も国産牛のみロース900円、上カルビ800円など。
 別の人は「カツ丼(750円)がうまい。カツが厚いし、ご飯も味つけもいい」。最近は二の丸丼(950円)が人気。ご飯の上にキャベツとカルビ、真ん中に黄身を落としたもので、お客さんが賄いを見て「うまそうだから、それくれ」とメニューに昇格。ピリッとくる甘辛味で箸が進むこと。
 あれもこれもと、おいしいものを欲張って楽しめます。本当にうまい店は気取ってません。頼めば馬肉はもちろん鹿、熊、イノシシもあります。宴会は2000円〜、70名まで(前日までに要予約)。
 読者プレゼントは、パン粉をつけた状態の生ロースカツ。「家で揚げたてを食べてほしいから。コツは伝授します」。

 
7月9日

居酒や
一笑

■東御市島川原

▼東御市島川原80―21 TEL0268-67-1410 

営業時間 /11・00〜14・00、17・00〜22・00 ※10日昼、18日(祝)、24日(日)、31日(日)休業(毎月10日過ぎに翌月の休業日を決定)
 
 

 一笑の料理には工夫があります。店主田坂修一さんは早くから独立することを念頭に修業を続け、お店の設計図も用意していました。「店は集大成」と言いますが、それは店づくりにも料理にも。
 野菜コロコロ牛すじ煮込みカレーが、取材日の日替わりランチ525円でした。歯ざわりを残してゆでたブロッコリー、アスパラ、ニンジン、ジャガイモを米8・麦2のご飯の上にのせ、濃厚な旨みとコクのあるカレーをかけて。野菜がなんとも清々しく、これと麦のおかげで、あと口がさっぱり。
 日替わりランチは「毎日のことだから」目先をかえ値段をおさえ、「これも勉強」と昨年10月のオープン以来同じものは出していません。定食やセットメニューもあり、女性にはミニ天丼とミニラーメン735円(丼が深めです)が好評。
 塩は南米アンデス産の赤岩塩を使用。焼鳥や揚げ物を塩でいただく人が増えています。「当店ゆであげ枝付き枝豆」315円もよく出ます。飲んだ後の仕上げは塩そばや塩うどん各630円で。ワサビ入りで「まかないで食べていましたが、うまいので」メニューに昇格。
 宴会は3150円〜4名よりで、25名で貸切りに。「メニューにない『これなに?』って料理もあり、おもしろいと思いますよ。料理を考えるのも作るのも楽しいし」。ぜひ早めに予約を。
 一日のほとんどをお店で過ごす田坂さん。いつもこざっぱりと整え、何度か来てくれた人には「暑いね」「気をつけて」とひと声。店名の由来は一生懸命、「一生お客さんといっしょにお店のなかで笑っていたいから」。

 
7月2日

Alfa Store

■上田市海野町

▼上田市中央2―11―18 TEL0268-22-2611 

営業時間/10・00〜19・00 (火)定休
 
 

 靴は全身のファッションを決める重要なポイント。おしゃれに見えて、かつ足にフィットしてまちを闊歩(かっぽ)できる機能性も合わせ持ったもの、と注文が多くなります。Alfa Store(アルファ ストア)なら、きっと素敵な一足と出合えるはず。
 はいて美しいのはもちろん、はき心地がよくなければ。「デザインも大事だけれど、まずははき心地」とマネージャーの田中亨さん。どこか当たってきゅうくつだったり、歩きにくかったらよい靴とはいえません。靴が体に及ぼす影響は小さくありません。
 セレクトショップですから、厳しい専門家のおめがねにかなった品が並びます。「ファッション性と機能性を満たした、ちょっと値は張るかもしれませんが、それ以上の価値のある靴」をそろえています。
 デザインの完成度、発色の美しさなどから以前は「靴はイタリア」といわれていましたが、最近は日本人の足形に合った型を用いた日本製の靴でもよいものが増えたとか。こちらの靴のほぼ半数が日本製です。
 価格は1万5000円〜3万円が中心、サイズは品によってですが、21〜25pまで用意。一見しただけではわかりませんが、実際に足を入れてみるとぱっと引き立ちます。足がすっきりと見え、相性のいい靴は気持ちにも陽がさすような感じです。
 バッグは2〜3万円が中心。しっとりとした手ざわりのいい皮製で、バッグ自体が重くない・かたくないと、使い心地も重視しています。
 靴やバッグは自分で買う場合がほとんどでしょう。たまには少しふんぱつして自分にプレゼント、楽しいお買い物をどうぞ。

 
 
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