道の駅雷電くるみの里は広々とした眺望が気持ちよく、トイレや駐車場がいつもきれいに掃除されています。施設は向かって右から直売所とお土産の販売スペース、食堂、雷電資料館とギャラリーになっています。
　近くの農家が持ち込む野菜はピカピカ新鮮でおいしそう。東御市やJAとタイアップして農家にビニールハウスの補助金も出し、冬場の野菜を確保しています。ホウレンソウはスマートな見た目とはいきませんが「甘味があるね」と評判です。
　地元の主婦グループが作るおやき120円〜（最近の話題はハンダマおやき130円）やパン、みそなどの加工品も並びます。直売所も食堂も徹底して地元産にこだわっています。
　駅長の唐澤光章さんは「道の駅は安全で快適なドライブのための施設であり、全国への情報発信基地です。この本来の役割に忠実に、かつ地域農業の発展、地域経済の活性化、雇用拡大なども期待されての出発でした」。
　少しでも期待に応えられるよう、また道の駅は地元とともにあるべき・地域交流の拠点にという姿勢から、毎年市内の幼稚園・保育園にクリスマスプレゼントを、春には小中学校に花の種を贈っています。中越地震の折には市民から救援物資を募り、同駅自慢のくるみおはぎもたくさん持って直接届けました。
　夏の清掃ボランティアには毎年200人以上が参加するなど、地元の人たちが大切に思う施設であることがわかります。「お客さんと生産者などみなさんに担ってもらい支えてもらっています」。
　年末年始も営業、11日（日）10・00〜新春餅つき大会も行われます（無料）。

　あえて分類するなら「エスニック」ですが…。アルーンの洋服はティーンから50〜60歳代まで着ることができます。
　洋服はすべて一点もので、インナーは1000円ぐらい、チュニックは1575円〜で買えます。エスニックと聞くと「手持ちの服と合わせずらい？」という心配がありますが、こちらの服なら着こなしのポイントになり個性的なおしゃれが楽しめそう。しかもこれから始まるセールで、冬物も30〜50％引きで買えます。
　アクセサリーもよく出るそう。ピアスは315円〜だから、気軽にいくつも買って気分で楽しみましょう。大ぶりのネックレスも1000円台からあります。メーカー品ではなく輸入の一点ものなので、出合って「いいな」と感じたものは手に入れましょう。クリスマスプレゼントにもイイ！
　マフラーやストール、ニット帽子など小物もあります。キッズのマフラーや靴下もあり、ムートンブーツはお母さんとおそろい、もできます（キッズ1260円〜、大人用1670円〜）。
　奥にはマットやベッドカバーなどの生活用品や観葉植物、雑貨も。「みんなで『楽しいものを集めよう』と話しています」と同店の白倉厚さん。アジアンやエスニックといっても、「コテコテじゃないので」。
　店内には本物のタイのタクシー「トゥクトゥク」や世界の楽器もあり、子どもが乗ったり叩いたりも自由にどうぞ。子どもが遊んでいるうちに、お母さんはお買い物。
「洋服も全部違うし、隅々までゆっくり見てほしいですね。いろんな人に買ってもらいたい、実は庶民的なお店です（笑）」。

　黒と白、効果的に赤を配した建物。ストーリーのオーナーシェフ有賀弘隆さんは中学2年でこの道に進むことを決め、昨年9月、25歳で同店をオープンしました。
　テーマは「現代的で斬新、スタイリッシュ。そしてストーリーのあるお菓子を」。大切な人に贈るため、または特別な日に選ぶ人が多く、「こんなお店を待っていました」という声も聞きます。
　ケーキは常時22〜23種類、休日で25〜26種類が並びます。どれもキレイなケーキで、それぞれにていねいな説明書きがあるのでゆっくり読んで選びましょう。
　レーヴ（夢）400円は、有賀さんが夢のなかで考えたリンゴ風味のチーズケーキ。クルチュール380円はそば粉のクリームに抹茶スポンジ、黒ごまと和をイメージ。
　ストーリーロール（ロールケーキ）1200円も人気モノ。ふんわりしっとりした生地で、生クリームと栗を巻いています。「このための生地、クリームで、すべて最高のバランスです」。
　クリスマスケーキの注文は19日（金）まで。フルーツとマカロンがのった定番の生デコレーションケーキは5号3700円〜。ムースショコラの「テール」、フルーツとカスタードたっぷりの「ハートタルト」（各3200円）など。いずれも限定なので予約はお早めに。
　店内右のスペースでは来年春ごろから喫茶を行う予定。有賀さんが得意とする、一皿で完結する美しい皿盛りのお菓子が楽しめる予定です。
「おいしいお菓子を作るためには人間ができていないとだめ。おいしさを求め、お菓子への姿勢を磨く。今は楽しくて仕方ないです」。