古い蔵を大幅にリニューアルし、北欧風の空間に。家具や照明、食器、観葉植物も選びに選んだものを――雰囲気に合うものがみつからず、本棚は手作りとか。山笑（やまわらう）は温かみがあり、落ち着いて自由に過ごせます。
　スタッフが作る無農薬・有機栽培の畑は、合わせて約250坪。お店で使う野菜をまかなっています。チーフの中山千明さんは、日中も手があけば畑へ。休みの日も畑に出るという「体力仕事担当です（笑）」。
　ランチメニュー（あれば夕方まで提供）では、旬の野菜カレー1150円がよく出るそう。
　10種類のスパイスを使ったカレーに、オリーブオイルで焼いた野菜（取材日はナスにオクラ、パプリカ）を添えて。もっちりとして甘味のあるライスは東御市の「信州ファーム荻原」の特別栽培米を使っています。
　じゃがいもを練り込んだ焼きたてのナンを、特製ダレで食べるナンプレート900円、採り立て野菜をたっぷり使った自家製ピッツァ1050円などもあります（いずれもサラダ、有機コーヒーかフルーツティー付き）。
　数種類あるフルーツティー（ポット500円）は鮮やかな色で、2〜3杯分あるので徐々に風味がかわっていく様子も楽しめます。
　スタッフ一押しというもっちりした米粉のロールケーキに加え、季節の野菜を焼き込んだシフォンケーキも（各320円）。取材日には春菊、杏、枝豆などもありました。
　車イスの人でも大丈夫なように、入り口にはスロープをつけ、ドア幅やトイレの広さも確保。「多くの人の憩いの場として、誰でもふらっと来てくつろげる場所になれば」と話していました。

「信州蓼科りんごの里」たてしなップルは、今年7月にカフェ＆ワイナリーとしてリニューアル。
　カフェメニューではりんごを焼き込んだお菓子をぜひ。アップルパイ（コーヒーか紅茶付きセット500円・持ち帰り1カット180円）やりんご1.5個分を焼き込んだクグロフ（同セット500円、ホール1000円）など、旬のりんごのおいしさをとじ込めた手作りのシンプルなお菓子です。
　主力商品のひとつである醗酵シードルは、「長野県原産地呼称管理制度認定製品」。立科産の高品質で糖度の高いふじだけを原料に、酵母の管理まで行うりんごのシャンパンです（濃縮還元果汁や酸化防止剤など添加物を一切使っていません）。
　口に含むとどっしりとしたりんごの風味、澄んだ味わい。料理を選ばず、悪酔いすることもないそう。甘口のオリジナルと辛口のドライ、各375mlが１３００円、750mlが２３００円。世界的なソムリエ各氏が「フランスを超えた味」と絶賛しています。
　カフェメニューの季節の野菜がたっぷりのオリジナルピザや日替わり（ガレット・野菜や卵、チーズなどを包んだそば粉のクレープ）各600円は、シードルといっしょに楽しんでもらうように用意したもの。スタッフの保科浩子さんは「注文が入ってから、横の畑まで野菜を採りに行きます（笑）」。
　りんごのワインはフルーティなオリジナルとキリッとしたドライとあり、375ml １０００円〜。果肉入りふじのジュース（グラス350円、720ml １０００円）はあと口もさわやか。
　テラス席はペット連れもOK。立科のおいしいものを味わい、お土産も買えるお店です。
※地方発送可。

　香吃（シャンチー）大食堂に来たら、やっぱり飲茶。
　おいしいスープ入りの蒸小龍包（ショーロンポウ、3コ600円）や蒸叉焼包（チャーシュー入り肉まん）600円など、すべて店主の兵頭鉄也さんの手作り。広東焼売（5コ600円）は豚肩ロースを手切りしているので、肉の歯応えがあります。
　ランチは週替わり、各800円。取材週はA麻婆豆腐、B若鶏から揚げ特製ソースかけ、C海鮮炸麺（海鮮と青菜のかたやきそば）。サラダ、香物、ライス、スープ付き。
　特製ラーメン700円は細い麺で、薬味にゴマと刻んだカシューナッツ入り。梅と紫蘇のチャーハン800円もカリカリした梅がアクセント。
　一品料理は盛りが2種類あり、手ごろな価格で少量ずつ多くの料理を楽しむことができます。歯ざわりに変化をつけたり珍しい中国野菜を使うなど、印象に残るような工夫があります。
　2階には掘りごたつ式の24席。宴会は2500円と3500円、飲み放題はプラス1500円〜。宴会は空いていれば当日でも受けていますが、珍しいものが食べたいときやお祝、送別会など特別な場合は、早めに予約を。
　得意な野菜彫刻のウデをいかして、飾りとしてたとえば冬瓜に「○○さんご退職おめでとうございます」など彫り込むこともできます。入り口にある黄金の龍も、パン粘土による兵頭さんの作品です。
　今後は「中国茶をきちっと茶器で淹れてお出ししたい。いま研修中です（笑）」。

　心身ともに健康な生活を送るためには、日々の適度な運動が大切！　とわかっていてもなかなかひとりでは続きません。
　そこでアクトス上田。プールやマシンに加えてスタジオのメニューが豊富。専門知識を持ち、明るく元気なスタッフがサポートしてくれるので、自分に合った運動を楽しく続けることができます。
　プールは「電解水」を使っているので、独特のツンとくる塩素臭がなく、髪や肌にも優しいというもの。スイミングスクールのほか、プールプログラムはウォーキング、ダンベル、アクアビクスなど9種類も。
　スタジオプログラムはエアロビクス、ヨガ、ピラティス、シェイプボクシングなど25種類あり、体力や経験に合わせて選ぶことができます。
　受講したい場合は、レッスン開始30分前からジムカウンターで配付する「参加カード」をもらい、レッスンの開始前に担当インストラクターに渡すだけ。なかには昼食持参で、複数のレッスンを受ける人もいるそう。
　入会金は、2万1000円（登録手数料3150円を含む）。月会費は正会員（利用時間10・00〜23・00）9450円、デイ会員（10・00〜18・30）7350円。
　スイミングスクールはジュニア・キッズ、マスターズとも入会金5250円、年会費3150円、月会費は6300円（週1回）〜。
　今なら7日間すべての施設を自由に利用できる「1週間体験フィットネス」3150円を実施中。
　肩や腰が痛む、あるいはボディラインが気になるなど、「運動しなきゃ」と思っている人、すぐ始めましょう。