おいしかった！　体が温まって元気になった！――マサラ　キッチンのカレーを食べて、そう感じました。
　マサラとはスパイスの意味。こちらのカレーは「北インドのレストランで食べるカレー」とオーナーのアジェ・シング・ビストさん、鉄矢絵美さん夫妻。お店は明るく、スタッフも気さくで活気があります。カウンター席もあり、女性がひとりでも入りやすい雰囲気。
　ランチは650円〜。レディースランチ880円はカレー（チキン、マトン、野菜、本日のカレーから好きな2種類）、ナン、ライス、サラダ、デザート、ドリンク。スペシャルランチ1100円にはタンドリーチキン、シークカバブがつきます。
　カレーは辛さを選ぶことができ、子どももＯＫの１から５まで。「普通は２」とか、それ以上は相談を。釜で焼くナンは厚みがあり、お代わり自由。
　ドリンクはぜひチャイを。さとうを入れた方がカレーの締めくくりにはよく合うので、お勧め。
　ディナーではカレー以外のインド料理を味わうのもいいでしょう。ひと通り楽しめるカップルメニュー（2名4000円）もあります。
　パーティメニューは2000円〜、飲み放題はプラス1800円（2時間）。あいていれば前日の昼までの予約も可能。
　カレーのスパイスは薬効をもつものがほとんど。お腹いっぱい食べても重さやくどさがなく、スパイスのお陰かいつまでも体がホカホカと温かで、また食べたくなります。
　料理は持ち帰り可能。会議などで10コ以上必要な場合は、前日までに予約を。

　マイケル・ジャクソンの映画「ＴＨＩＳ ＩＳ ＩＴ」。映像はクリアで深みがあり、臨場感たっぷり。ブルーレイはＤＶＤの5倍の情報が入るので、現場のニュアンスや質感まで感じられました。
　といっても、観たのはオーディオ・コアのホームシアター体験ルーム。ホームシアターの楽しさ・美しさを体験できます。120インチのスクリーンにハイビジョンプロジェクターの組合せは、映画館なみの感動がありました。
　最近は、新築やリフォーム時に、ホームシアターを設置する人が増えているそう。オーディオ専門店として定評のある同店では、近年、音に加えて映像の品質も格段に向上したことから、専門店ならではの切り口で提案しています。まずはこちらで体験して、相談を。
　専用ルームでスクリーンに投影する本格的な設備を希望する人、リビングで手持ちの薄型テレビに機器をプラスして、という人もいるでしょう。
　スタッフが設置場所と手持ちの機器を見て、最適なものを提案。心から満足してもらえるよう「打ち合わせが長いんですよ（笑）」と店長の友野大介さん。
　ホームシアターだから、好きな時間にリラックスして楽しめるから、設置した人の多くが「みんなで楽しめて、家族の時間が増えた」と話すそう。
　専門店だから値段が高い？　いいえかなり頑張っています。設置して配線から調整もやってもらえ、もし何かあったときも地元のお店だから頼れるし、安心です。
「音の出るもの」なら、全メーカーの修理に対応。3月6日（土）・7日（日）はパイオニアやビクターの最新機種での「ホームシアター体験会」開催。それ以外の日は常設システムで体験ができます。

　クローバーの花言葉は「幸せ」。クローバークローバーのお菓子も、人を幸せにしてくれます。
　左側のショーケースはタルトなどの焼き菓子用。持ち重りのする洋梨のタルト346円は、よく焼かれていてライヴ感あふれる実においしそうな顔つき。香ばしく、ざっくりとしたタルトの歯ざわりも楽しめます。
　もっちりとした生地で色とりどりのカットフルーツを包んだトライフル472円、3種類のチーズを使ったスフレチーズケーキ367円は、スフレといってもしっかりした焼き上がりで香り高く、チーズ好きにはことにお勧め。
　オーナーシェフの荒井英和さんは「素朴に作っています」と言いますが、ストレートに甘さを感じさせない工夫―素材の香りが際立っていたり、ハーブやお酒の香りをプラスしたり―があり、力強く洗練された味わいです。
　明日のバレンタインデー、みんなでケーキを楽しむのもいいでしょう。
　蒸し焼きにしたチョコレートケーキを台に、コーヒーシロップがしみたスポンジ、マスカルポーネのクリームのなかにはイチゴ。ショコラフレーズ472円は黒と白と赤、はっとするほどのコントラストがきれい（「いいイチゴ」が入る5月ごろまで）。
　ベルジェ420円はココアの入ったタルトとアプリコットジャム、チョコレートのガナッシュ。酸味やほのかな苦みが感じられる大人のタルト、室温に15〜20分おいてから食べると、いっそう滑らか。バレンタインギフトは780円〜あります。
　店内にはイートインコーナーもあります。またケーキ類はお昼前が最もそろいます。

　京家の鉄鍋で出て来る鍋焼きうどん880円、蓋を取ると立派な有頭エビの天ぷらに目を奪われます。つゆはいわば関東風と関西風のいいとこどり、だしの旨味もしょうゆの風味も両方味わえます。
　手打ちのうどんはよりがかかっていて、つゆがたっぷりからみます。シコシコでちゅるんと、気持ちよく喉を通っていきます。つゆも全部飲み干せる味加減で、身も心もたっぷりと温まりました。
　ザルうどん480円はいったん冷水で締めるから、歯を押し戻すようなキュキュッとしたコシがあり、さっぱりと食べられます。
　店主の阿部光博さんはもともとうどん好き、「親しみやすく気軽に、安心して食べられるもの」、「おいしい手打ちうどんを食べてほしい」とお店をオープン。
　ランチ650円は3種類あり、A日替わり丼にミニうどん、Bかき揚げうどんにミニ丼（親子か豚）、C和風ラーメンにミニ丼がつきます。
　かき揚げや天ぷらは注文が入ってから揚げるのでサックサク。親子丼はあらかじめ鶏肉などを煮ているので、よく味がしみています。豚丼にはドレッシングをかけたキャベツが添えられているのでひと味もふた味も加わり、飽きずに食べられます。
　丼物、定食、一品料理もあり、いずれも食べる人を思いやる気持ちが感じられます。「国道から一本入った隠れ家的な落ち着ける店です。「お腹一杯食べてもらい『おいしかった』って言ってもらえれば（笑）」。
　宴会は18名まで、2500円〜（応相談）、4〜5日前までに予約を。小人数なら当日でも対応できます。