昼はカフェ、夜は雰囲気のあるレストランバーとして楽しめる柴�ｱ。
　ランチのお勧めは焦がし味噌の和風パスタカルボナーラ風味890円（サラダ、ドリンク付き）、どこか懐かしい味のパスタです。揚げ物やサラダなど少量ずつを盛り合わせた、週替わりの定食は750円。プラス100円でドリンク、300円でデザートも。
　店内にはグランドピアノとドラム、音響設備も凝っています。?は20・00〜ジャズセッション（参加希望者は500円、当日楽器持参）、(金)は19・00〜ピアノ生演奏。いずれも席料などは不要、飲食代のみで楽しめます。
　ぜひ食べてほしいのは、信州産の黒毛和牛の薄切りを重ねて丸めて焼いた、ミルフィーユビーフステーキサラダ仕立て1500円。カリッと香ばしいところとしっとり柔らかなところがある、洒落た一皿。ブルーチーズとトマトのパスタ950円は、ブルーチーズのコクと旨味がたまらない。
　アルコールはカクテルやワイン（良心的な価格）から焼酎まで。「シメに隣（六文銭ら〜めん真田幸村）のら〜めん！」という注文もＯＫ。
　どっしりとした店構えですが、気取ったところは一切ありません。オーナーの柴�ｱ直也さんは「ミュージシャンとお客さんがもっと近くなれる、橋渡しがしたいんです。アットホームな雰囲気で『ワイワイやろう』ってお店、みんなに楽しんでもらいたいから（笑）」。
　宴会は2500円〜、飲み放題4000円。奥のパーティールームは20名まで、早めの予約が賢明ですが前日でも対応できる場合あり。貸切の場合は貸切料金が必要ですが、人数による割引サービスがあります。

　2月のオープン当初は「あら、コットンワイワイさん、お久しぶりね」と来店する人も多かったそう。というのも、もともとは昭和55年に丸子町内で開店し、その後旧東部町に移転。今回は「ただいま」的オープンです。
　コットンの布地をメインに、力を入れているのはパッチワークのための小物。ほか手芸用品をひと通り扱っています（中高年の味方、糸通し器もありました）。
　パッチワークはちょっとした時間でもさっと始められ、自分の好きな色柄で世界にひとつの作品に仕上がることも魅力。小さくなった子ども服を切って利用すれば、思い出を形に残すこともできます。
　豊富な色柄のカットクロスは210円〜。スケアという専用の布地で、たてと横の織りの本数がいっしょの平織の布です。この値段（50�p角で210円）で出せるのは「私が自分で切ってるから。少しでも安く提供したいもの（笑）」と店主の杉浦正和さん。
　パッチワークは2教室を開催（月に2回月曜日10・30と13・30、毎週水曜日13・30〜の各2時間、1回500円）。わからないところは先生に聞き、話をしながら好きな物を作るという、予約もいらない気軽な教室です。
　杉浦さん夫妻の気さくな応対もあり「ここに来ると仲間がいるから頑張れる」という人もいます。
　入園・入学時に必要な袋ものも製作しています（費用、期間などは相談してください）。図書袋（1560円〜）は常時用意していて、しっかりした作りはさすが。
　またズボンの裾上げ、ファスナー付け替え、ウエスト出しなどもやっています。

　創業は大正4年、店主の竹内浩司さんで3代目という梅光堂。取材中も自宅用に、またおつかいものにと来店する人が絶えず、ずっと愛されてきたお店であることがわかりました。
　人気のトップ3は「かりんとう饅頭、上生、どら焼」。
　沖縄産高級黒糖を使い、外はカリッとなかはしっとりと揚がったかりんとう饅頭（98円、3コ・5コ入りパックあり）は、独特のコクのある味わい。揚げたときに軽い風味が残るよう、揚げ油もよくよく吟味。午前中に売り切れることも多い人気商品です。
　季節の上生菓子、取材日は柿や松茸（各160円）など5種類がありました。煉切（ねりきり）や餅、黄身しぐれなどそれぞれ生地が異なります。型を使わない手作りで、どこか温かみがあり、切り分けるときの感じや口のなかでのほどけ方も違い、幾重にも楽しめます。
　あんバターどら焼130円は、厚みのある皮にたっぷりの上等なあんこ。そこにバターのコクと塩けが加わって、ついペロリと食べてしまいます。
「いい素材を使って、それをどう活かしていくかの追求です」と竹内さん。妻の果穂子（みほこ）さんの温かく親しみやすい応対も、また足が向く理由のひとつ。
　日々の和やかなおやつはもちろん、初めて恋人の家に行く、取引先への手土産など、お菓子は重要な役目を担うこともあります。心をこめて作られたこちらのお菓子は、誇らしげなとてもいい顔をしています。
　今日16日（土）と明日17日(日)、多くの人にかりんとう饅頭を試してほしいと5コ入り1パック490円を390円で販売します（ひとり1パック、限定40）。

　どのような世代の人でも、「故郷のおじいちゃんおばあちゃんちに帰ってきたみたい」と感じるでしょう。すみずみまで心が配られた空間だからこそ来る人の気持ちをほぐし、ゆったりとリラックスさせる効果があるようです。
　日賀志（ひがし）は店主の橋詰真一さん・千鶴子さん夫妻が、ほぼ自分たちで築110年以上の民家を3年がかりで改修。
　すべてが最初からこうだったと思えるほど雰囲気が合っていますが、こうなるまでにはさまざまな苦労も、また古いものとのドラマチックな出合いもあったそう。
　石臼挽き・粗挽きのそば粉で打ったそばは細く、ていねいで誠実な味わい。二八と十割の両方を用意しており、せいろ1段が二八650円、十割800円、2段１１５０円、１４５０円。二八と十割は１３００円で、食べくらべてみるとコシの具合やそばの風味の違いが楽しめます。
　よく出るのはかき揚げせいろ（同850円、１０００円）。彩りがよくゲンコツほどもあるかき揚げは、軽く揚がっていてそばによく合います。
　橋詰さん夫妻の目配りやもてなしの距離感も、居心地よさの理由のひとつでしょう。雨の日のカウンター席から眺める雨だれや竹林の風情は、とてもぜいたく。
　少々わかりにくい場所かもしれませんが、案内看板などは出していません。「あった方がいいという声もいただきますが、景観もこの場所の財産、かけがえのないものですから」。
　夜は予約のみの営業（17・00〜19・00）、当日15・00までに2名以上の予約で。

　イトーヨーカドー上田店3階下りエスカレーターそばのシンプルライフメンズ。ブランド名が示すように「自分の価値観を持ち、自分らしく生きる大人たちが、毎日を快適に過ごすためのカジュアルウェア」を提案しています。
　東信のメンズはこちらのみ、50歳代が対象だそうですが、それ以上の世代も多く見かけます。実際着てみると、体型を考慮しながらもたつかず、スタイリッシュに見せる工夫がされています。
　これからの行楽シーズン、せっかく出かけるのだから、パパもカッコいい方がいい！　でしょう。
　発売以来人気の高いテンセルパンツ1万395円は、テンセル特有のしなやかなはき心地で、生地にストレッチ性があり座るときもラク。ノータックで足をスラッと見せてくれます。
　衿がコーデュロイのハンティングジャケット1万9950円は、軽く柔らかでリラックスできる着心地。シャツブルゾン1万5750円はこれ1枚で雰囲気が変わるうえ、秋から初冬、春先と長い間着ることができます。
　ホテルで食事、またはちょっとした会合などある程度きちんとした服装で、という場面も多くなります。素材にストレッチ性がある三ツボタンジャケット（2万円前後）なら、ほどよくカチッとして若々しい印象。
　担当の土屋さゆりさんは「シャツなどインに秋らしいプラム系の色を持ってくると、顔映りが明るくなります」とアドバイス。
　向かいはシンプルライフのレディス。夫婦ふたりで仲よく買い物ができ、ファッションテイストを合わせるのも素敵です。