今年春にオープンした一龍。上田原の華龍飯店の姉妹店なので、味・ボリューム・値段は折り紙付きです。
　社長の池上龍也さんは「中華料理をはなれたラーメンをやりたかったので。豚骨ラーメンは間違いなく日本のラーメンです（笑）」。当初こちらは豚骨ラーメン専門の予定でしたが、訪れる人が池上さんを見つけ「つまみに料理を作って」というオーダーが相次ぎ、現在のようなかたちに。
　よく出るのは豚骨正油ラーメン730円で、使うスープは豚のゲンコツ10�sからたった30杯しかとりません。脂も足しません（「骨の髄から出るあぶらはあるでしょうが」）。豚骨といっても濃厚な旨さに滑らかさがあるばかり、コラーゲンたっぷりで美肌成分もばっちり。
　シンプルな正油ラーメン580円や鶏ガラだけでとった澄んだ鶏清湯海塩ラーメン680円は、さっぱりとした味わい。
　おなじみの中華料理の定食や、ラーメンに餃子とライス、漬物をセットした定食は880円、平日のランチなら680円！
　さらに牛骨と豚骨のスープで食べる、特濃つけ麺840円も新しい試み。麺はすべて自家製、「添加物を使いたくないので、毎日打っています」。使う材料はすべて国産、「おいしいだけじゃない、健康のことを考えた料理を作りたい」と話します。
　奥には8〜10名と4名のコーナーと20名収容の小上がりも（ちなみに華龍飯店は250〜300名収容可能、大きな宴会は華龍飯店へ）。
　両店とも宴会は２１００円〜、飲み放題プラスで３５００円〜、2〜3日前までに予約を。飲み放題は2時間、「テーブルに全員の飲み物がそろってから」スタートです。

　漁師ことばで「魚の群れ」をさすなぶら。ホテル国際21グループが展開する、新鮮な魚介と和食が楽しめるお店です。
　ホテルのなかにあるので、雰囲気やサービスに格が感じられます（でもサービス料などは一切かかりません）。ひとりでも利用しやすいカウンター席やテーブル席に加え、2名から12名までの個室が6部屋あるので、接待やお祝も安心してお任せすることができます。
　お勧めは、築地や上越からその日揚がった魚介をお刺し身で。おまかせ三種盛合せ1480円（同五種1880円）。そば800円や馬刺し1000円も、信州らしいと人気だそう。
　東急インの全国ネットワークをいかして、辛子明太子や稲庭うどんなども用意。地酒は千曲錦を中心に取りそろえており、好評を得ています。
　冬の名物である鍋や、和食のコースしらかば御膳3000円、4000円のなぶらコースとも、予約なしでも楽しむことができます。
　忘新年会向けのプランでは、鶏塩ちゃんこ鍋にお造りや串揚げなど7品・3000円（ほか4000円のコースもあり）で、フリードリンクはプラス2000円（2時間）。ぜひ早めの予約を。また昼間の宴席も相談してください。
　同じく東急イン内にあるレストラン「ブーランジェ」では、月替わりのランチブッフェが大人気。今月はリニューアル1周年記念のクリスタルブッフェ、12月はクリスマスをテーマに、ローストチキンやケーキにはブッシュドノエルなども登場。そしてチョコレートファウンテンはホワイトチョコに！　11・30〜と13・00〜の予約優先です。

　今年も、ジョージアのクリスマスのイルミネーションが始まりました。毎日17・00〜21・00、クリスマス過ぎまでの点灯です。
　96年のオープンから毎年趣向をかえて飾っているもので、「上田で一番ステキ」と楽しみにしている人も多くいます。
　どこか温かな気持ちになるイルミネーション。店長の西沢美幸さんはＬＥＤの光が少々きついと感じるそうで「白熱灯のものを大切に使っています。みなさん電気料のことを心配してくれるけれど（笑）、クリスマスの2ヵ月間のことだし、このほんわかした色が好きだから」。
　販売しているイルミネーションも白熱灯タイプ。現在はほとんどがＬＥＤで探すのに苦労するそう。
　店内はこの時期クリスマスのものが目につきます。お店全体がワクワク感で満ちていて、見ているだけでも楽しい気持ちになります。
　もともと赤は西沢さんの好きな色（星条旗も好きなモチーフ）。といっても派手な目立つ赤色ではなく、落ち着いたニュアンスのある赤色です。「アメリカの雑貨は1回作ったら、いくら人気があってもロングランにはならないんです」。後日やっぱりほしいと思っても、もう手に入らないということもあります。だから一期一会、目があったら連れて帰らないと。
　全体のテイストが合っているのは「好きなものを集めただけ、囲まれていると楽しいから」、問屋さんに「売れ筋です」と勧められても、気に入らないと取りません。
　雑貨はぜひとも暮らしに必要、というものではありません。でもあるとうれしい気持ちになるし、生活に潤いとやる気が生まれます。

　アニバーサリーでは今年7月に始めたランチが大好評！　しかも15・00〜17・00はスイーツ＆カフェタイムの通し営業なので、平日は主婦層が食事とおしゃべりをゆっくり楽しんでいます。
　店内は雛壇状で、フレアバーテンディング（カクテルを作るときに、ボトルを投げ上げるなど華麗なパフォーマンスも楽しめる）も行う大きなバーカウンターやスクリーン、スーパーカーがあるなど徹底
的に凝った空間作りをしています。「だからこそ」ゼネラルマネージャーの山本健太さんは「夜だけの営業では来たくても来られない方もいらっしゃるから」ランチ営業が念願だったそう。
　ランチにはスープバーとサラダバー、1ドリンクをセット。スープは日替わり、サラダバーは生野菜のほか火を通した野菜料理もあり、満足感が違います。野菜の主なものは「丸子の中澤さんから」、その他も地産地消をモットーとしています。
　限定5食のオープンサンドセット1060円は、ワンプレートに自家製パン、アボカド、蒸し鶏、生ハムなどをセット。好きなようにのせて・はさんでどうぞ。
　週替わりのパスタ1280円やプレート1180円など豊富に用意、プラス220円でフリードリンク、380円で手作りデザートも。
　フレアカクテルのショーは(金)（（土）の21・00〜、常時オーダーにも応じています（1500円）。
　パーティは2100円〜、120名まで。昼間の時間帯もＯＫ、謝恩会や懇親会、部活の打ち上げなど、気軽に（早めに）相談してください。
　海野町店に続き、3号店として本町店がオープンの運び。鶏の丸焼き（持ち帰り可）は話題必至。