なんだか疲れが抜けないという人、ファインなら元気になれます。予約制でボディコースやリフレクソロジーなどが受けられるほか、カフェも併設したリラックスできる空間です。
　カフェは天井が高く、壁一面がガラス貼りでスタイリッシュな雰囲気。内装や家具類にも、マネージャーの内山恭子さんはじめスタッフの濃やかな思いが感じられます。
　ランチ600円は牛筋カレー、牛筋のトマト煮、ハンバーグなどがあり、いずれもスープ、サラダ、ドリンク付き。
　国産の牛筋をじっくりと煮込んで作っている牛筋カレーは、とろんと柔らか！　しっかりとボリュームがある上に、野菜が豊富に使われていて申し分ありません。
　パスタに手作りのスイーツもついたレディースセットは800円、男性も注文できます。ボルシチハンバーグ800円は春までの限定メニュー、寒い日にはたまりません。
　疲れをいやすボディコースは、30分２６２５円、40分３６７５円（以降10分単位に設定）。リフレクソロジーは30分３１５０円〜、リフレクソロジー30分にボディコースのセットコースもあります。
　女性専用のオイルトリートメント60分８２００円〜は、この上ないリラックスと美容効果が得られます。いつも頑張っているから、たまのご褒美に。
　いずれも要予約、岩盤浴カプセルや酸素バーも用意。体や栄養のことなど、スタッフがつねにアンテナを高くして勉強を続けています。
　ボディー、リフレクソロジーなどはファイン材木町店（材木町２-12-１、TEL0268-25-0666、日曜日と祝日定休）でも受けることができます。

　外側はカリッとしてなかはふわっ、楽や（らくや）のお好み焼きは口当たりが軽いので、すいすい入ります。ネギとマヨネーズはお好みで（サービス）、「私たちが小さいころから食べていた昔のままのお好み焼き、この味を大事に、食べてもらいたい」と、店主の杉山茂彦さん。
　定番の豚玉700円、生地は卵が全体に混ざったらＯＫ（混ぜ過ぎない）。熱くなった鉄板に流し入れて丸く整えたら粉がつおを振り、豚肉をおきます。
　底にいい焦げ色がついたら大きな「てこ」をぐっと差し入れて、一気に手前に返します。粉がつおのいい香りがしてきますが、もう少しのガマン。
　肉の脂が出てきたらもう一度返して、ソース、粉がつお、青のりを振ってできあがり。ネギは関西から取り寄せていて、この風味でないとお好み焼きに合いません。
　鉄板で自分で焼くから楽しい！　小さな「てこ」で切りながら、ふうふうして食べるとおいしい?
　豚肉にイカ、エビも入ったミックス焼き980円は一番の人気モノ、納豆焼き800円はとろっと柔らかな口当たりです。
　平日のランチの焼きそば定食800円は、焼きそばに麦飯、とろろ（青のりは香り高い徳島県産）、みそ汁付き。夏場（6月?）ならざるうどん600円も、心待ちにする人が多い一品。
「お客さんに楽しんでもらいたい、ゆっくり楽にしてもらいたい」から楽やと名づけたそう。「ざっくばらん、気取らん店やな」と妻のセツ子さん。
　大阪と神戸という関西出身の夫妻のやりとりがテンポよく温かく、ひとりで来た人や初めての人へのさり気ない気遣いに好感がもてました。

　さあ、バレンタインデーです！　紅谷にもたくさんのチョコレートがそろっています。
　手作りのチョコレートはひと粒ずつ、透明な袋で個包装しています。チーフの長坂光成さんは個包装自体は「好きではないんですが（笑）」、「香りが抜けないようにするためと、たとえば冷蔵庫から暖房のきいた部屋に持って来るなどの温度変化でも、水滴がつかないようにと思いまして」。
　チョコレートは10種類、詰め合わせ（10コ１５００円など）も各種用意。カルバドスやグランマニエなど、使っている洋酒の名前がついています。
　袋をやぶると、ふわっと香りが立ちます。口に入れるとさらに濃厚に感じられ、一気に花が咲くように風味が広がっていきます。
　みんなでチョコレートケーキを食べるなら、かわいらしいハート形のデコレーションケーキやクラシックショコラ（直径12�p１０５０円）のほか、生ケーキではしっとりしたチョコのスポンジとクリームのショコラ290円、口のなかで溶けていくムースショコラ300円なども。
　唯一ショーケースの上にあるアップルパイ200円は、毎朝その日の分を焼き上げます。パイとリンゴ部分のバランスがよく、てっぺんがとくにおいしい。あまりの評判に通年商品となりました。
「４人家族で（ケーキを４コ買って）１２００円が目安」と、買い物をする立場で値段を設定しています（主婦はウレシイ）。
　デコレーションケーキは生クリーム５号２４５０円〜、当日でも対応できますが時間がかかる場合があるので、前日までに予約を。イラスト入りは３日前までに予約、切り抜きなどがあれば持参してください（料金は相談、プラス150円〜）。

　７年ほど前、上田市松尾町にあって「これぞ信州の味噌らーめん」と好評を博していたみそ丸が、上田に戻ってきました。
　使っている「大吟醸信州味噌」は熟成期間を長くとっているので味わいが深く、まろやかさが際立った味噌。「いい味噌だから、それを最大限活かしたらーめんです」と店長の中村晃士さん。
　注文が入ってから野菜を炒め、スープは一杯ずつ手鍋で温めています。
　太めの麺はスープに負けないよう、厳選した粉をブレンドしており、もっちりとした食感。ふわっと甘い信州味噌の風味が立つ、和風の趣があるらーめんです。
「究極の味噌らーめん」味噌丸700円、ネギたっぷりの葱丸800円、ボリューム満点焼肉どっさりの肉丸900円、ネギと焼肉がどっかん盛りの二重丸950円は男性に人気。
　トッピングでは黄身がトロトロの半熟煮玉子や刺激的な辛さの「ばくだん」（各100円）などもあります。
　餃子300円は、野菜と肉と味噌の旨味がぎゅっとつまっています。１皿６コなのでまずはそのまま、次に酢と辛子で、次にブラックペッパーを加えてと楽しめます。
　店内はゆったりとしたレイアウトでオープンキッチンとなっており、フロアから厨房がよく見えます。これは「お客様の様子が見えるので、ホールが忙しいときはすぐ出ていくことができます」と中村さん。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などのあいさつにも心が感じられ、スタッフ間のやりとりもてきぱきとして、気持ちよく過ごせます。年配の人や女性の「おひとり様」でも気軽に入れるお店です。